「自分が子どもの頃鉄棒で苦労したので、子どもにはそんな苦労はさせたくない」
「小学校に上がってから、鉄棒が出来なくてみんなの前で恥をかかせたくない」
「でも、練習のために公園に付き添うのは大変だし雨の日や暑い日も練習させたい」
…そんな時、「自宅に鉄棒があれば、いつでも天候や人目を気にせず練習出来るので良いかも」と思ったこと、ありませんか?この記事では、家庭用鉄棒のメリット/デメリット、選び方とおすすめの商品をご紹介します。
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- この記事を読んでほしい人
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- 家庭用鉄棒の購入を検討している人
- 家庭用鉄棒にどのような種類があるか知りたい人
- 鉄棒の騒音が心配で購入するべきか迷っている人
- おうち遊びのバリエーションを増やしたい
家庭用鉄棒は子どもにとってメリットがいっぱい!
家に鉄棒があることは、特に未就学児〜小学生の子どもにとっては良いことがたくさんあります。
天候や人の目を気にせず毎日練習できる
暑い日でも寒い日でも長時間子どもの公園に付き合うのは、正直しんどいなって思うことありませんか?
家の中に鉄棒があれば、天候に左右されずいつでも好きな時に練習することが出来ますし、親も快適な環境で見守ることが出来るのでとても楽です。
また、子どもの性格にもよりますが、特に小学生くらいになると人目を気にし始めるので、出来ないところを見せたくなくて公園だと練習に集中出来ないということも起こります。
その点、家に鉄棒があれば、出来るようになるまでいくらでも練習することが可能です。
高さを調整出来る
実は自宅の鉄棒が公園の鉄棒より優れている点の一つに、高さを調整出来ることが挙げられます。
公園では、場所によっては高さの違う2-3個の鉄棒が並んでいることもあるので、ある程度は子どもの身長に合った鉄棒を選ぶことが出来ますが、一番小さい鉄棒でも未就学児だと少し大きい、という場合がほとんどかと思います。
家庭用鉄棒は多くの場合、かなり小さい身長にも合わせて5段階程度まで調整が可能です。
その時々で子どもが練習しやすい高さに調節することで、小さい年齢からでも練習を開始しやすいというメリットがあります。
マットを敷けるので痛くない・怖くない
自宅の室内に鉄棒を置くことのもう一つの利点は、下に分厚いマットや布団を敷くことで、失敗した時の痛みや恐怖心を軽減できることです。
これは、特に恐怖心がストッパーになってしまう初期の練習では、上達をかなり加速させてくれます。
当然マットや布団の分厚さも調節出来るので、子どもの慣れや上達に合わせて安全に練習を進めていくことが出来ますね。
室内遊びのバリエーションが広がる
家庭用鉄棒は、鉄棒としての使い方だけでなく、布団やブランケットをかけることで基地や隠れ家、テントとしても使え、子どものごっこ遊びでも大活躍している、という声を耳にします。
まだ鉄棒らしい鉄棒が出来ない年齢でも、ちょっとぶら下がって見たり、かくれんぼをしてみたりと、室内遊びのバリエーションが広がるのも嬉しいですね。
鉄棒は洗濯物を干すことも出来るので、大人も意外と重宝します(笑)
デメリットはやっぱり「場所を取ること」と「騒音(の可能性)」
さて、メリットの多い家庭用鉄棒ですが、デメリットもあります。
場所を取る
最大のデメリットはやはり「場所を取ること」です。
大抵の鉄棒は、開いた状態だと畳一畳分程度は使いますし、高さも1m以上あるので、なかなかの存在感です。
折り畳んだ状態でも40cmほどの分厚さとなり、縦横の幅もやはり1m以上あるので、コンパクトに収納、とは言い難いかもしれません。
これは多くのユーザーも口を揃えて言っています。
室内用鉄棒、使わなくなると邪魔なんだよねぇ…タダであげるから誰か持ってって…
— みみくま🌹 (@n12mi23_duffy) March 9, 2022
自粛中に買った室内用鉄棒が邪魔で仕方ない🥺
— hibiki (@hibiki100000001) July 28, 2020
あまり大きなスペースのない家に鉄棒を導入する場合は、これまでとはかなり景観が変わることを覚悟しておいた方が良いでしょう。
子どものおうち時間がもっと楽しくなればOK!
と割り切るしかありません…
騒音の可能性がある
また、我が家もそうなのですが、特に集合住宅に住んでいる場合は、騒音が何より心配ですよね。
実際にマンションで鉄棒を使ってみると、着地する際の振動が大きいです。特に年中〜小学生くらいになって、本格的に前回りや逆上がりを練習し始めると、勢いをつけて着地したり落ちたりするので、「ドスン!!」と大きな振動がなることもあります。勢いをつけて回ると鉄棒の脚がギシギシ鳴ることもあるので、そうした振動も隣家へ伝わるかもしれません。
マンションの構造にもよるかもしれませんが、一般的なマンションであれば、何も対策をせずに使用するとトラブルに発展する可能性が高いでしょう。
マンションで使用する場合はしっかりとした防音対策&隣人への騒音確認
マンションでも、防音対策をしっかりとすれば鉄棒の使用は可能です。
ただし、幼児期に使うような厚さ1-2センチのマットでは「ドスン」という振動を全て吸収することは出来ず、不十分です。
少しお値段は張りますが、4cm以上の分厚いプレイマット、もしくは体操で使うような本格的なマットを敷いて、完全に衝撃を吸収させることが必要です。
上記のような対策をし、実際に子どもが使用してみて振動が響かないことを確認した上で、階下や近隣のお家に音がうるさくないか、何時頃であれば使っても良いか、直接聞きに行くことも大事な行動です。
最近はご近所付き合いのないマンションも多いかとは思いますが、顔も名前も知らない隣人から聞こえてくる騒音と、ある程度顔見知り(かつ、基本的には良いイメージを持っている)の隣人から聞こえてくる騒音では、例え同じくらいの大きさでも受け止め方が変わってくるというのが人間の心理ではないでしょうか。
コミュニケーションが取れる関係性を自分から作っておけば、ご近所さんも「うるさいな」と思ったら我慢するだけでなくこちらに注意しやすくなるでしょうし、大きなトラブルに発展することをある程度抑制出来るでしょう。
人間、我慢が一番良くないですからね
ただし、こうした室内遊具を使用すること自体に難色を示す隣人ばかりで、振動を100%抑えられるよう対策が出来ない場合は、残念ながら室内で鉄棒を利用することは諦めた方が良いかもしれません。
鉄棒の代わりにはなりませんが、もう少し騒音対策のしやすい滑り台やトランポリンで室内遊びを充実させましょう。
家庭用鉄棒はシンプルなタイプから複合遊具タイプまで幅広い
室内で使用できる家庭用鉄棒の多くは、以下のような共通点があります。
- 対象年齢は4歳〜7歳
- 高さは4〜5段階で調整できる
- 耐荷重は70〜80kg
ちょうど鉄棒の練習を始める年少〜小学校低学年に向いていますね
家庭用鉄棒は、鉄棒だけのシンプルな折りたたみタイプと、ブランコ等他の遊具が付いた複合遊具タイプがあります。
以下では、それぞれの特徴とおすすめの商品をご紹介します。
【おすすめ家庭用鉄棒】シンプルな折りたたみタイプ編
シンプルに鉄棒だけのタイプ。
使わないときはスリムに折り畳んでおくことで、壁際や押し入れにしまうことが出来ます。
鉄棒の練習が主目的であれば、こちらが最もおすすめ◎
See the Star(シーザスター)
リーズナブルな価格でありながら、滑り止めや指を挟みにくい構造などで人気のこちらの鉄棒。
機能性に加えて、インテリアに馴染む落ち着いた色展開が魅力。
- 参考価格:5,480円
- 高さ調整:5段階(高さ約:131・121・111・101・90cm)
- 耐荷重:80kgまで
- サイズ:
最大(約)横幅109×奥行147×高さ131cm
最小(約)横幅109×奥行147×高さ90cm - その他の特徴:脚に滑り止め有、折りたたみ時に指を挟みにくい設計
RiZKiZ(リズキズ)
大型遊具に定評のあるRiZKiZの室内鉄棒。鉄棒の逆上がり練習専用器具である「補助ベルト」付きのタイプもあり、逆上がりを集中的に練習したい方にはピッタリです。
- 参考価格:6,930円
- 高さ調整:5段階(高さ約90cm / 100cm / 110cm / 120cm /130cm)
- 耐荷重:80kgまで
- サイズ:
使用時:約幅109cm × 奥行147cm × 高さ90cm / 100cm / 110cm / 120cm / 130cm
折り畳み時:約幅109cm × 奥行39cm × 高さ117cm - その他の特徴:SGマーク有り、補助ベルトの取り付け可能(有料セットオプション)
BangTong&Li
シンプルですが、滑り止めマットやダブルネジでの固定で安定感を高めた商品です。
- 参考価格:8,480円
- 高さ調整:5段階(高さ約85cm / 96cm / 107cm / 118cm / 130cm)
- 耐荷重:70kgまで
- サイズ:
使用時:幅99.5cmx奥132cmx高さ85cm~130cm
収納サイズ:幅99.5cmx奥行26.5cmx高さ110cm - その他の特徴:滑り止め有
Loook(ルーク)
安心安全のSGマーク認証で、Amazonの売れ筋ランキング1位に輝いたこともあるこちらの商品。
一時は品切れ状態でしたが、再販売が開始されました。
- 参考価格:8,880円
- 高さ調整:5段階
- 耐荷重:70kgまで
- サイズ:
使用時:幅103.5cmx奥147cmx高さ89cm~129cm
収納サイズ:幅103.5cmx奥行40cmx高さ118cm - その他の特徴:滑り止め有、SGマーク有
DABADA
日本のメーカーの製品です。ネジとピンによる2段階の固定で安全性が高められています。
- 参考価格:6,998円
- 高さ調整:5段階(高さ129cm / 119cm / 109cm / 89cm)
- 耐荷重:100kgまで
- サイズ:
使用時:横103.5cmx奥行147cm x高さ89~129cm - その他の特徴:アジャスター側面がゴム素材、ベースパイプ各4カ所にはゴムの滑り止め有
【おすすめ家庭用鉄棒】複合遊具タイプ編
こちらは、鉄棒にブランコや吊り輪、バスケットゴール等の遊具が付いたタイプです。
それぞれ取り外しが可能となっていて、多くの商品で鉄棒の大きさ以上にスペースは取りません。
(バスケットゴールは外側に付けることが多いので、少し多めに場所を取ります)
また、シンプルなタイプと同様、多くの商品は折り畳むことが可能です。
室内遊具がやってきました!
— へみ@2000文字を90分で書くママブロガー (@hemmi81415047) August 21, 2021
ブランコと吊り輪を取り外せば、将来鉄棒の練習に使えます🙆
楽天で1万円くらいでした🌼
雨と緊急事態宣言が重なると、家庭保育って詰むよね…🤣#ブログ書け pic.twitter.com/W5N774mkY3
シンプルなタイプと比べても同程度のスペースで使用できますが、ハンモックや吊り輪の耐荷重は鉄棒より小さいことが多いので、小さいお子様向けの室内遊びを充実させたい場合におすすめです◎
OneTwoFit
しっかりとしたメインの鉄棒に、ブランコか吊り輪を付属遊具として選べるこちらの商品。
ブランコや吊り輪は金属のチェーンで出来ており、しっかりした本格的な構造です。
可愛い色展開も嬉しいですね。
- 参考価格:11,999円
- 高さ調整:4段階(高さ91cm、105cm、116cm、132cm)
- 付属遊具:鉄棒、ブランコ(または吊り輪)
- 耐荷重:50kgまで
- サイズ:
使用時:幅147cm×奥行101cm×高さ91~132cm - その他の特徴:滑り止め有
Nebio(野中製作所)折りたたみブランコ鉄棒ボールハウス
さすがはNebio、デザイン性が高くインテリアに馴染む色合い・素材感です。
可愛いテントや簡単なボール遊びも付属していて、まだ鉄棒が出来ない小さい子どもでも楽しく遊べる遊具です。
- 参考価格:16,800円
- 高さ調整:5段階(高さ90cm, 100cm, 110cm, 120cm, 130cm)
- 付属遊具:鉄棒、ブランコ、的当て/バスケット、テント
- 耐荷重:
鉄棒:体重制限40kg以下
ブランコ:体重制限20kg以下 - サイズ:
使用時:幅100 × 奥行き149 × 最大高さ130cm - その他の特徴:滑り止め有、屋内・屋外両用
ミズタニ オリンピア鉄棒2
シンプルな鉄棒に、ブランコと吊り輪が付いてきます。
こちらも可愛い色でありながらインテリアに馴染むデザインなのが嬉しいですね。
ブランコや吊り輪が付いたままで折畳みできます。
- 参考価格:14,900円
- 高さ調整:4段階 (97cm、110cm、119cm、128cm)
- 付属遊具:鉄棒、ブランコ、吊り輪
- 耐荷重:
鉄棒:40kgまで
ブランコ・つり輪:20kgまで - サイズ:
使用時:奥行き142.5sm × 幅102cm × 高さ97cm ~ 128cm
折り畳み時:奥行き27cm × 幅102cm × 高さ108cm ~ 139cm - その他の特徴:滑り止め有、不意なおりたたみを防止する自動ロック機構、鋭利な部位はプラスチックで保護、ブランコのロッド式スイング(ねじれや横揺れ抑制)
ミズタニ オリンピア鉄棒プレミアム
こちらは、「オリンピア鉄棒2」に付属遊具が追加された、1台で4通りの遊びができるフルスペックな鉄棒(もはや複合遊具そのもの)です。
- 参考価格:22,800円
- 高さ調整:4段階(97cm、110cm、119cm、128cm)
- 付属遊具:鉄棒、ブランコ、ハンモック、吊り輪
- 耐荷重:
鉄棒:40kgまで
その他:20kgまで - サイズ:
使用時:奥行き147cm × 幅102cm × 高さ97cm ~128cm
折り畳み時:奥行き27cm × 幅102cm × 高さ108cm ~139cm - その他の特徴:SGマーク有
野中製作所 あそびが運動!折りたたみブランコ鉄棒
鉄棒に加えて、ブランコや吊り輪としても遊べる1台3役の遊具です。
- 参考価格:16,280円
- 高さ調整:5段階
- 付属遊具:鉄棒、ブランコ、吊り輪
- 耐荷重:
鉄棒:40kgまで
ブランコ・つり輪:20kgまで - サイズ:
使用時:幅100cm × 奥行149cm × 最大高さ130cm
折り畳み時:幅29cm × 奥行149 × 最大高さ120cm - その他の特徴:
鉄棒ブランコ ポップンロール
子どもの遊具らしいカラフルなこちらの商品。
吊り輪とブランコを並べて設置出来る点も、付け替えの手間が無くて助かります。
- 参考価格:11,500円
- 高さ調整:4段階
- 付属遊具:鉄棒、ブランコ、吊り輪、バスケットゴール
- 耐荷重:
鉄棒:40kgまで
ブランコ:20kgまで - サイズ:
使用時:幅133 × 奥行142cm × 高139cm
【番外】これは感動モノ!!いつのまにか逆上がりができる「鉄棒くるりんベルト」
鉄棒と合わせご紹介したいのが、こちらの逆上がり練習用器具「鉄棒くるりんベルト」です。
子どもの腰にベルトを回して鉄棒と固定した状態で練習することで、逆上がりの感覚を掴んで、いつの間にか逆上がりができるようになる、というシロモノです。
メディアでも多数取り上げられているようですが、ユーザーからの評価も非常に高く、抜群の効果が報告されています。
買う前にお試ししたい場合はレンタルが便利
鉄棒を買っても、本当に子どもが遊ぶかわからない…
使わない時の保管場所がない…
使わなくなったら処分が大変…
どのくらい騒音がするか、試してみたい…
そんな心配のある方には、室内遊具のレンタルもおすすめです!!
「最初は大喜びだったのに、数ヶ月したら見向きもしなくなった」という声も聞きますからね…
レンタルにも、一回きりのレンタルと、好きな遊具を定額で何度でも交換出来るサブスクがあります。
いくつかおすすめをご紹介しますね。
楽天で遊具のレンタルが出来る
楽天では、遊具のレンタルを提供しているお店があります。
鉄棒は1ヶ月から3,000円程度でレンタル出来るものが多いので、短期集中で練習したい場合は、レンタルの方がお得です。
遊具のサブスクなら「Toy Circle」
遊具のサブスクもあります。
「Toy Circle」では、月額3,980円〜で大型遊具がレンタルし放題。- バリュープラン:月額3,980円(送料はユーザー負担)
お気に入りの遊具を長く使いたい場合や大型遊具のレンタルをまず試してみたい場合にオススメ◎ - プライムプラン:月額9,980円(何度交換しても送料無料)
大型遊具が送料無料でレンタルし放題。多種多様な大型遊具を遊びつくすための極上プラン!
遊具を使う期間や用途に応じてレンタルも上手に活用したいですね!
まとめ:家庭用鉄棒で運動が得意な子に!
- 家庭用鉄棒は天候などに左右されず鉄棒の練習が出来る
- 鉄棒以外のおうち遊びのバリエーションが広がる
- マンションでは防音対策と隣人へのコミュニケーションをしっかりと!
- 「シンプルなタイプ」と「複合遊具タイプ」それぞれに多種多様な製品がある
- レンタルやサブスクも便利
お子様に合った鉄棒が見つかることを応援しています!