幼児期定番の遊びである「おままごと」。
以前の記事では、「おままごとキッチン」の必要性やオススメの「おままごとキッチン」をご紹介しました。
https://fun-ikuji.com/play/which-toy-kitchen-set-to-choose/
さて、キッチンがあっても、肝心の食材や食器、お鍋がないと、おままごとは出来ません。
ですが、食材や食器・お鍋類も「おままごとキッチン」同様、木製、プラスティック製、布製等、多種多様な「おままごとセット」が存在します。
我が家には意図せず様々な「おままごとセット」が混在しておりまして…今回の記事では、 実際に使用した感想をもとに、オススメの「おままごとセット」をお伝えしていきます。
おままごとセットの素材は大きく分けて木製・布製・プラスティック製の3つ
特に食材・食器にフォーカスした場合、おままごとセットの素材は主に3つに分けられ、それにより手触り感や重さ、耐久性や値段が変わります。
木製
もっとも高級感や手触り感が良く、食材については表面のグラデーションまで塗装により再現されている場合も多いため、デザイン性が高いものが多いです。
野菜や果物等、切り込めるものはほとんどがマグネットで結合されています。
様々なメーカーから発売されていますが、最近は各社のデザインがかなり似たものになっています。
価格は基本的にお高めですが、最近は100円ショップにも売っています(作りや塗装は雑なものが多いようです)。
布製
全てが布で出来ている「おままごとセット」です。
海外メーカーに多いタイプです。
基本的に単色のフェルトを複数組み合わせて構成されているため、木製に比べてリアル感は劣りますが、柔らかく軽量で、怪我の心配がもっとも少ないため、より低年齢向けと言えるでしょうか。
我が家にもIKEAの布製食材「DUKTIG」がありますが、床に落ちても投げても傷がつかず音もならないので、マンションにはうってつけです。
パーツの結合部分はマジックテープです。
プラスティック製
もっとも安価なおまままごとセットです。
軽量ですが、使い方が荒いとつぶれたり破れたり割れたりすることもあり、耐久性はあまり高くないかもしれません(普通に使用していれば幼少期の数年間は問題ないことが多いでしょう)。
アンパンマン等のキャラクター物もプラスティック製に多いですね。
パーツの結合部分はマジックテープです。
木製 | 布製 | プラスティック製 | |
デザイン性 | ◎ 質感の再現や高級感が あるものが多い | ○ 可愛いものが多い | △ やや人工的な感じの ものが多い |
軽量性 | △ 3種類の中では やや重量感あり | ◎ フェルト生地が中心 なので軽い | ◎ 中が空洞のため軽量 |
耐久性 | ◎ 表面の塗装が薄くなる ことはあるが壊れない | ○ 柔らかいためハサミ等で 切らない限り破損しない | △ 踏んだり投げたりすると 凹んだり割れる可能性 |
価格 | △ 総じて高価 (質は劣るが100円のものもある) | ○ 木製よりは安価なものが多い | ◎ 基本的に安価 |
木製:手触り感や高級感、耐久性は一番!
ウッディプッディ
木製のおままごとセットといえば、ウッディプッディです。優しい手触り感やリ可愛いデザイン等、理想的なおままごとセット。
野菜や果物の種類も豊富で、どれも質感が再現された結構リアルな塗装です。
パーツを結合するためのマグネットは食材の表面ではなく内部に埋め込まれており、安全性にも配慮されています。
フルセットはお高いですが、小さいセットや食材1個から購入することが可能です。
何年も使用していると多少塗装が薄れる部分もありますが、子供が荒く扱っても壊れることなく、長く遊べます。
エド・インター
こちらも木製おもちゃではお馴染み。ウッディプッディ同様、手触り感が良く可愛いデザインが魅力です。
パーツの結合はマジックテープ。
私のイチ押しは「職人さんごっこ パン職人」。なんとも言えないリアルな質感を再現していて美味しそうです。
マザーガーデン
こちらも木製おもちゃの定番メーカーですが、ピンクやイチゴやリボン等のモチーフがあしらわれた甘いデザインが多いのが特徴です。
Hape(ハペ)
ドイツの老舗木製おもちゃメーカーのおままごとセット。結合部分はマジックテープです。
メリッサ&ダグ
アメリカの有名木製玩具メーカー。ユニークなパズル等が有名ですが、おままごとグッズも豊富な品揃え。いかにもアメリカっぽい食材やパッケージで、外国風のおままごとが味わえます。
Aroso
木製かつマグネット式のおままごとセットの中ではお安めのこちら。スターフルーツや赤キャベツ等の少々マニアックな食材もあります。
布製:柔らかいので怪我の心配もなくマンションの騒音対策にも!
IKEA
おままごとキッチンと同じ「DUKTIG」シリーズのおままごとセットです。
キャベツの葉っぱが剥けるなど、意外と芸が細かく、2歳~3歳の子供の手にもちょうど持ちやすい大きさです。
鍋などのツールセットはステンレス製でかなりリアルです。
当たり前のことですが、いずれもIKEAのおままごとキッチンにぴったりなサイズになっています。
Hape(ハペ)
木製のおままごとセットが中心のHapeですが、布製や木製と混合のセットもあります。
メリッサ&ダグ
ピザセットは箱が付いてきて本格的です。
プラスティック製:軽くて扱いやすい!
リズキズ(RiZKiZ)
塗装がリアルな野菜とフルーツが、たっぷり入っています。小さい子が持ちやすい小ぶりなサイズ。
池田工業社
お求めやすい価格です◎
WTOR
食材だけでなく、ピザ等の洋食、お寿司等の和食、ソフトクリーム等のデザートも入っているのが楽しいです。収納バッグ付きなのも◎。
アンパンマン
蒸気がシューッと吹き出る電池式の炊飯器が付いている和食セット。炊飯器からしゃもじでご飯を取り出せたり、解体できる魚が面白い◎
【番外編】実際の食事やお絵描きにも使える!「ちゃぶ台」のススメ
おままごとのマストアイテムではないですが、我が家で大変重宝しているのは子供用の「ちゃぶ台」です。
リビングに置いて、おままごとにはもちろんのこと、朝食やおやつを食べるとき、お絵描きや折り紙等にも使えます。
こちらの商品は大と小がありますが、我が家はスペースの関係で小を購入。子供1人なら十分は大きさでした。
まとめ:おままごとセットは木製がイチ押し!だけど布製やプラスティック製にも魅力はあります◎
食材だけに限って言えば、やはりウッディ・プッディ等の木製商品がもっともクオリティが高いと思います。
ただ、布製やプラスティック製のおままごとセットにもそれぞれのメリットや魅力的な商品があるので、すでに持っているおままごとのラインナップや子供の年齢、予算に合わせて選ぶのが良いと思います。