越後湯沢で未就学児連れに最適なスキー場の選び方とおすすめのスキー場

4歳の娘を連れて1泊2日でスキー旅行に行きました。娘にとっては初めてのスキー。スキーデビューに適していて、かつ、親が交互にスキーやスノーボードを楽しめ、その間子どもも雪遊びを楽しめる、そんなスキー場を探しました。ここでは、越後湯沢で子連れスキー旅行をする時のスキー場の選び方とおすすめのスキー場を紹介します。(最新情報は、各スキー場や施設の公式ウェブサイト等でもご確認ください。)

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目次

子どもの年齢や過ごし方に合うスキー場を選ぶことが重要

越後湯沢駅から車で15分以内の距離には、大小様々なスキー場があります。

エリア内には循環バスがあるので、自家用車がなくてもホテルとスキー場を移動することはそれほど難しくありません。

スキー場はそれぞれに特色が異なるので、特に小さい子連れの場合は、自分達の過ごし方に合ったスキー場選ぶことが大事です。

小さい子連れスキー旅行でのスキー場の選び方

我が家では、以下の観点で越後湯沢周辺のスキー場を調べ、実際に行くスキー場を選びました。

キッズパークが充実しているか

未就学児とスキーに行く時、欠かせないのは「キッズパーク」の存在。

「キッズパーク」とは、大型遊具やソリ遊び用斜面、雪遊びができるや休憩所等で構成された公園のような子供向けエリアのことです。スノーエスカレータを使って緩やかな斜面でスキーの練習ができるキッズパークもあります。

キッズパークがあることで、スキーやスノーボードができない子供でも、ゲレンデを思いっきり楽しむことが出来ます。また、大人が複数いる場合は、キッズパークの付き添いを交代することで、大人が自分のペースで存分にスキーやスノーボードを楽しむことが出来ます。

最近はキッズパークのあるスキー場が増えていますが、その特徴や充実度はスキー場によって様々です。

お子様の好みや年齢い合ったキッズパークのあるスキー場を選ぶことが重要です。

ソリは貸出していることもありますが、折りたたみ出来るものを持参するとちょっとした斜面でも自由に遊ぶことが出来ますよ!

託児所(キッズルーム)があるか

あまり多くはないですが、越後湯沢エリアには託児所のあるスキー場もあります。

スキーや雪遊びを長時間楽しめない年齢の子供を連れて旅行し、大人が思いっきりスキー/スノボーを楽しみたい場合は、託児所のあるスキー場を選んでみましょう。

また、スキー場に託児者や託児所がない場合でも、スキー場に隣接するホテルに託児所があることもあります。

例えば、下でも紹介している湯沢中里スキー場には、ファミリー層からの評価が非常に高い「エンゼルグランディア越後中里」という宿泊施設があり、そちらには冬季限定の託児所があります(宿泊者限定)。

満1歳から6歳までの未就学児対象とし、9:00~12:00、13:30~17:00の間で1時間ごとか半日ごとに利用が可能です。専任のスタッフが、おもちゃや絵本、DVD上映などで遊んでくれます。

越後湯沢エリアのスキー場は互いに距離が近いので、託児所のあるホテルに宿泊すれば、ホテルの託児所に預けて、(託児所のない)周辺のスキー場に行くことも可能ですね。

子供向けスクールがあるか

せっかくなので、子供にスキー/スノーボードデビューをさせたい!!と思う親御さんも多いのではないでしょうか。

私自身も雪国育ちではないですが、赤ちゃんの頃からスキー好きの両親に年1回スキー場に連れていかれ、スキーを教わっていたので、我が子にも是非幼少期からスキーを履かせてみたいと思っていました。

しかし、私自身は上手く子供に教えられる自信がないため、子供向けのスキースクールのあるスキー場を探しました。

最近は多くのスキー場で、子供向けのスキースクールがありますが、対象年齢は小学生以上が主流なので、4歳〜OKのスクールがあるスキー場を探しました。

また、グループレッスンか個人レッスンか、料金や時間もスクールによって様々なので、お子様に合ったスクールのあるスキー場を選ぶと良いと思います。

スノーボードについては、スキーよりも危険度が高いからか、未就学児向けのスクールはとても少ないのが現状です。

難易度の低いコースやデビュー用コースがあるか

スキースクール同様に、子供にスキー/スノーボードデビュをさせたい場合、当然ですが、難易度が低くなだらかで広いコースがあるスキー場をおすすめします。

越後湯沢周辺の場合、駅から3分の一本杉スキー場がスキー専用で非常になだらかな小規模スキー場なのでおすすめです。いきなりリフトに乗るのはハードルが高いので、歩いて少し斜面を登り、短い距離で練習することが出来ますし、実際にそうしたお子様が多いスキー場です。

子供の練習用エリアがキッズパークに併設されているスキー場もあります。スノーエスカレーターに乗って斜面を上ることが出来るのでとても楽ですし、上流からスピードを出して滑り降りてくる他のスキーヤーに注意する必要がないので安心です。そのような練習エリアのあるスキー場をおすすめします。

子供向けのレンタルがあるか

子連れでスキー場に行く場合、ウェアも含め何も持参しない場合は、当然ながらレンタルすることになります。

スキー/スノーボードをする場合は、ウェアだけでなく道具も必要になりますが、雪遊びだけの場合でも、ウェアとブーツが最低限必要になります。

越後湯沢滞在中は、ゲレンデ以外の場所でもスノーブーツ着用が安心です。出来ればレンタルではなく、持参しましょう。

子供向けのレンタルショップが充実しているスキー場とそうでもないスキー場があるので、事前に確認が必要です(下記で紹介するスキー場はファミリーにおすすめのスキー場なので、子供向けレンタルはあるはずですが、行かれる際には個別に確認をお願いいたします)。

また、料金もスキー場やショップによって違うので、比べてみてください。
レンタルを扱うホテルもありますが、ゲレンデで借りる方が安い場合が多いように感じました。

レンタル手続きは、試着したり手書きの書類を書いたり等で、最大1時間程度はかかります。


毎朝同じ手続きをしていると非常に時間を取られてしまうので、何日もレンタルする予定で、毎日同じスキー場に行くことが確定している場合は、ゲレンデのショップで2-3日の借りっぱなしのプランを選ぶと良いでしょう。

一方、毎日違うスキー場に行く場合は、多少高くでもホテルでレンタルした方が時間を有効に使えるかもしれません。

我が家は1日目と2日目で違うスキー場に行き、毎回現地でレンタルしていたので大きく時間をロスしました。特にほとんどのスキー場はデジタル化が進んでおらず、何でも現地で手書き・現金決済が基本です。
スタッフの方も少ないためお客さんの列が出来ていて、なかなか時間がかかります。

記事の本題からは逸れますが、レンタルもそれなりに料金がかかるので、複数日使用する場合は、子供のウェア程度であれば中古のものをメルカリ等で購入して行った方が時間もお金も節約になるかもしれないと思いました。

特に小物類は購入して行った方が良いです。

手袋は持参マスト。
小さいお子さんは指の出し入れがしにくいとスキー自体が嫌になってしまうのでミトンタイプがおすすめです。
また、手首までしっかりカバーするタイプでないと、雪が手の中に入ってきてしまい体が冷えるため、すぐに部屋の中に入りたがってしまいます。

↓我が家のチョイス↓

越後湯沢で小さい子連れにおすすめのスキー場(駅から近い順)

一本杉スキー場【駅から3分】

ゲレンデの頂上からの景色(一本杉スキー場公式ウェブサイトより)

越後湯沢駅から最も近いゲレンデです。

Google Mapでは車で3分と表示されますが、実際には近すぎて車で行くより徒歩の方が早いかもしれません(徒歩でも3-5分)。

私たちが宿泊した湯沢グランドホテルの裏手にあり、2023年冬からは唯一のリフトも運行をやめ、代わりにスノーエスカレーターが導入されています。

ほとんどが子連れのファミリーで、スキーとソリ専用のとてもなだらかなゲレンデなので、子供のスキーデビューには最適です。

初心者向けに「スキーアシスト」(一緒に滑ってサポートしてくれる)が30分4,000円で提供されています。
(スキースクールは現在は開催されていません)

もちろん子供用のスキー用具も一式レンタル可能です。

さらに、昔ながらの雰囲気ですが美味しい食堂、小規模なソリ用スロープと雪遊びエリアがあります。

ソリ遊びの出来るエリア

同じく子連れに優しい湯沢グランドホテルの正面玄関からも、徒歩1分です。

NASPAスキーガーデン【駅から4分】

越後湯沢にある比較的規模の大きいゲレンデの中で、ファミリーからの評価が非常に高いのが、NASPAスキーガーデン。

子連れファミリーをメインターゲットに運営されているゲレンデと言っても良いほど、子供向け施設やサービスが充実しています。

最大の特徴はなんと言っても、キッズパーク「ピングーキッズガーデン」(2歳以上有料)。

ピングーキッズガーデン(NASPAスキーガーデン公式ウェブサイトより)

大きなピングーのバルーンと、広々とした雪遊び広場やソリ遊びのできるスロープがあります。スノーエスカレーター完備なので、大人も子供も雪遊びだけにエネルギーを注げます。

ビギナー専用エリア「スキーデビューエリア」もあり、まだリフトに乗れないキッズも安心して練習することが出来ます。スキーヤー専用のゲレンデなのも、安心ですね。

スキーコース自体も8コースあり、最長コースは1,600mなので、しっかりと滑りたい大人も満足のできるゲレンデだと思います。

さらに、キッズスクールも充実しています。もちろん子供用レンタルもあり。

また、ゲレンデの正面には、ニューオータニ系列のリゾートホテル、NASPAニューオータニがあり、こちらもキッズスペースや温水プール等、子連れファミリーには嬉しい施設が設置されています。

GALA湯沢スキー場【駅から5分】

GALA湯沢スキー場は、最長滑走距離2,500m、コース数16本の本格的なスキー場として、スキー愛好家の間では定番のゲレンデですが、子連れファミリーにもとても優しいゲレンデなんです。

ゲレンデのレストハウス2階には、託児所があります。営業時間は10:00~12:00、13:30~15:30で、午前・午後の完全入替制となります。対象年齢は2歳~6歳で、料金は各2時間2,400円です。

ゴンドラ山頂駅前には、無料で利用できるソリ&雪遊びエリア「ゆきあそびパーク」があります。
ソリのコースは長く、周囲がネットに囲まれているので安心して楽しめます。
また、スノーエスカレーターは珍しいフード付きのため、雪の日も快適に遊ぶことが出来ます。

ゆきあそびパーク(GALA湯沢スキー場公式ウェブサイトより)

ソリや雪遊び以外のアクティビティもGALAが人気の理由です。

「雪景色遊覧ツアー」は、6人乗りの大きなソリをスノーモービルで引っ張るアトラクションです。モービルの運転席に乗って記念撮影もできます。

スノーモービルでソリを引くアトラクション「雪景色遊覧ツアー」(GALA湯沢スキー場公式ウェブサイトより)

プール完備の温泉施設「SPAガーラの湯」があるのも嬉しいです。

お宿はGALAからほど近い一望千里御湯宿中屋がおすすめ↓

湯沢高原スキー場【駅から5分】

湯沢高原スキー場は、最長滑走距離5,000m、コース8本、リフト5本と本格的なスキー場ですが、キッズパークも2つあり、大変充実しています。

山麓エリアの「山ろくスノーランド」では、フード付きスノーエスカレータを使ってスノーストライダーやそり滑り、スノーチュービングや滑り台などが楽しめます。

山ろくスノーランド(湯沢高原スキー場公式ウェブサイトより)

また、ロープウェイ山頂駅すぐの「高原スノーランド」では、公園にある大型遊具のようなトンネルスライダーが楽しめるツリーキャッスルやスノーチュービングがあります。標高が高いため、魚沼平野や越後三山などの絶景を見ながら、雪遊びができるエリアとなっています。

高原スノーランド(湯沢高原スキー場公式ウェブサイトより)

複数のスキースクールが展開しており、キッズレッスンもあります。

神立スノーリゾート【駅から10分】

毎年オープンするアクティビティパーク「SPICA」では、親子でソリやチュービングなどのスノーアクティビティや、スノーモービルの運転体験などが出来ます。また、ガイド付きのスノートレッキングやスノーシュー体験など、雪山体験プログラムも用意されているので、家族で雪国の非日常体験を味わうことが出来ます。

2019年冬季のSPICAの様子(神立スノーリゾート公式Facebookページより)

また、4歳から参加可能なスキースクールや家族みんなで参加できるファミリースキースクールも用意されています。

大展望露天風呂「神の湯」も併設されており、個室のレンタルもできるので、スキー後に家族でゆっくり休憩が出来ますね。リフト券とセットのプランもあります。

岩原スキー場【駅から10分】 

私たちが実際に行った岩原スキー場の子連れ目線での魅力は、なんといってもスキー用のリフトを使って滑ることの出来る長ーいソリ専用コース「ソリランド」です(全長634mで日本最大級)。

ソリランド(岩原スキー場公式ウェブサイトより)

ここまで長いソリ専用コースはなかなかないのではないでしょうか。
スピードもかなり出ますし、子供は大喜びでした。

キッズパーク「キッズパラダイス」もありまして、中央にスノーエスカレーターが設置され、ソリゾーン・初心者練習ゾーン・雪遊びゾーンに分かれています。大型遊具などはありませんが、スノーエスカレーターに乗ってスノーストライダーやそり滑りが出来ます。

「キッズパラダイス」には「キッパラ休憩室」という小さな屋内施設があり、おむつ替え用ベビーベッドや授乳コーナー、スキーグッズやお菓子の販売等もあります。

ちなみに岩原スキー場は最長滑走距離4,000m、コース20本(!!)、リフト9本と、大人向けのスキー場としてもかなり本格的で、山頂には絶壁のような上級者コースもあります。

山麓の方は広くなだらかなスロープなので、蛇行するスノーボーダーにも向いており、幅広い層に向いているスキー場だと思いました。

中里スノーウッドスキー場【駅から13分】 

ほとんどが緩斜面の短いコースで、ファミリー客が多いこちらのスキー場。
とても傾斜が緩いので、子供の練習にぴったりで、少し滑ってから歩いて元の場所に戻り滑り直すことも容易だという口コミがありました。

「ゆきゆきランド」というキッズパークがあり、小さい子供で楽しめるスノーチュービングやそり遊び、自由に雪遊びができる広場があります。

「ゆきゆきランド」(エンゼルグランディア越後中里公式ウェブサイトより)

なんと言っても、スキー場の目の前には、子連れスキー旅行客向け大型ホテルと言っても過言ではないエンゼルグランディア越後中里があります。

前述した通り、エンゼルグランディア越後中里には託児所があり、宿泊客であれば、大人がスキーやスノーボードを楽しんでいる間に子供を預けることが出来ます(有料)。満1歳から6歳までの未就学児を対象とし、9:00~12:00、13:30~17:00の間で1時間ごとか半日ごとに利用が可能です。専任のスタッフが、おもちゃや絵本、DVD上映などで遊んでくれます。

託児所の様子(エンゼルグランディア越後中里公式ウェブサイトより)

子連れファミリーのためのホテル、エンゼルグランディア越後中里

おすすめのゲレンデ比較表

ここまで紹介した子連れにおすすめのゲレンデを、いくつかの主要な観点で比較しました。

いずれも、越後湯沢エリアの数あるスキー場の中から子連れにおすすめできるという観点で既にピックアップされているものなので、基本的な要件は満たしているかと思いますが、キッズパークの規模や内容、その他のアクティビティや隣接施設に違いがありますので、比べてみて下さい。

越後湯沢エリアの子連れにおすすめスキー場比較表(2022年時点)

※ 2024年1月現在、一本杉スキー場は一本杉スノーパークとなり、子ども向けのスキースクールは開催されていません。また、リフトも営業しておりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

越後湯沢は都心からのアクセスも良く、ファミリー向けのスキー場が充実したエリアです。

是非、ご家族でお気に入りのスキー場を見つけてみて下さいね。

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