2歳児連れの軽井沢旅行で本当にオススメのスポットはここ!

子連れ旅行先としても最適と言われる軽井沢に、秋真っ盛りの10月末、2歳10ヶ月の子供を連れて2泊3日で行ってきました。軽井沢はおしゃれなレストランやミュージアムが有名で、2歳の子供が楽しめる場所があるかしらと不安でしたが、事前のリサーチで子供中心の旅程にし、結果として子供も大いに楽しむことが出来ました。今回は、2歳児連れの軽井沢旅行でおすすめのコース・スポットと大人も楽しめる子連れホテルをご紹介します。

この記事を読んでほしい人
  • 未就学児(特に1〜3歳)を連れて軽井沢旅行を計画している家族
  • 「軽井沢=大人のリゾート」という印象があり、子連れでも楽しめるか不安な人
  • 観光やグルメよりも、子ども中心で無理のない旅程を立てたい人
  • 秋の軽井沢での過ごし方や服装・移動手段を具体的に知りたい人
目次

紅葉シーズンの軽井沢へ|2歳児とめぐる秋の旅

真っ盛りの紅葉を狙い、10月末に2歳の子供を連れて軽井沢に行きました。

子連れでも楽しめる旅行先として有名な軽井沢ですが、あまり馴染みのない人にとっては、小さい子供でも安心して楽しめるスポットはあるのか?と疑問に思うのではないでしょうか。

軽井沢に行ったことのなかった私も、「子連れ軽井沢」というと「おもちゃ王国」くらいしか思い浮かびませんでした。しかし、調べてみるとおもちゃ王国は北軽井沢にあり、プリンス・ホテル等に代表される軽井沢駅周辺エリアからは車で1時間以上離れています。これでは、短期間の旅程にフィットさせるのが難しいということで、今回は除外。

軽井沢駅と中軽井沢駅の周辺で、2歳児連れでも楽しめそうなスポットを探し旅程を組んだところ、結果的にとても楽しむことができました。

今回の記事では、 実際に2歳連れで旅行しておすすめ出来る場所・注意が必要な場所についてご紹介します。特に今回、1日目の日中以外は車がなく、タクシーと電車を中心とした公共交通機関による移動でしたので、その点でも是非ご参考にどうぞ!

↓子連れ・赤ちゃん連れにおすすめの「ドーミー倶楽部軽井沢」の宿泊体験はこちら!↓

全体スケジュール

今回は2泊3日で、宿泊先のドーミー倶楽部軽井沢がある中軽井沢と、そのお隣の軽井沢を中心とした旅程を組みました。

ドーミー倶楽部軽井沢に宿泊したのは、正直なところ予約が遅くあまり選択肢がなかったからなのですが、子連れファミリー向けの宿として非常に口コミ評価が高かったので選びました。宿については別の記事でご紹介したいと思います。

↓子連れにオススメの軽井沢の宿はここ。子連れ家族ばかりで気兼ねがいらず、スタッフの方々も皆子ども好き↓

1日目:タリアセンを中心に南軽井沢を満喫

塩沢湖の周囲を囲む美しいタリアセンの自然

1日目をホテル周辺のハルニレテラスで過ごしても良かったのですが、諸事情により1日目しかレンタカーが使えなかったことと、たまたま3日間で一番お天気が良さそうな日だったので、一番紅葉が綺麗に見られそうなタリアセンへ行くことにしました。

9:40 東京→軽井沢駅着

↓(2歳児連れで徒歩5分)

10:30 プリンス・ショッピング・プラザでランチ用サンドイッチをテイクアウト

↓(車20分)

11:00 タリアセンを満喫(テイクアウトしたランチも敷地内で食べる)

↓(車1分)

15:30 おもちゃの博物館
※博物館は閉館し「木のおもちゃのお店」と「絵本のお店」のみ営業)

↓(車10分)

17:30 ヤマダ電機軽井沢店(おむつ替え)

↓(車15分)

18:30 軽井沢駅(レンタカー返却)

↓(2歳児連れで徒歩10分)

19:00 夕飯@プリンス・ショッピング・プラザ

(しなの鉄道軽井沢駅→中軽井沢駅)

20:30 中軽井沢駅着

↓(タクシー10分)

21:00 ドーミー倶楽部軽井沢着

2日目:星野エリアで生まれて初めてのアイススケートを体験

ハルニレテラス(星野エリア公式ウェブサイトより)

2日目は、宿泊先と同じ中軽井沢にある星野エリアで遊び、早めにホテルでのんびりしました。

9:30 ハルニレテラス着(宿のシャトル)

↓(徒歩で星のエリア散策)

11:00 ランチ@イルソーニョ

↓(2歳児連れで徒歩15分)

13:00 ケラ池アイススケート

↓(宿のシャトルにピックアップをお願い)

15:30~ 宿でのんびり(ディナーも宿でコース料理)

3日目:再び南軽井沢で湯川ふるさと公園を満喫

3日目の午前中は、1日目に寄れなかった湯川ふるさと公園とお土産で有名なツルヤに行くため、再び南軽井沢へ行きました。午後は旧軽井沢銀座に行く予定でしたが、雨が降り出したため子連れで徒歩での散策が億劫となり、しなの鉄道軽井沢駅構内に見つけた「森の小リスキッズステーション in 軽井沢」で1時間半も遊ぶことになりました(これが大ヒット)。

9:30 中軽井沢駅着
↓(タクシー10分)
10:00 湯川ふるさと公園を満喫
↓(2歳児連れで徒歩10分)
11:00 ツルヤでお土産購入&イートインでランチ
↓(タクシー10分)
13:00 中軽井沢駅着
↓(しなの鉄道)
13:30 しなの鉄道軽井沢駅構内「森の小リスキッズステーション in 軽井沢」で遊ぶ
  (予定になかったのですが発見し、子供が虜に)

15:30 プリンス・ショッピング・プラザで休憩

16:15 新幹線乗車

2歳児に絶対おすすめのスポット

今回の旅行で、実際に2歳の子どもが特に楽しめたおすすめスポットは以下の4つです。

タリアセン(南軽井沢)

一見湖と森の景色を楽しむ大人なスポットなのですが、ボートやゴーカート、バッテリーカーやミニ公園等、幼児が楽しめるコンテンツも満載で、我が2歳児は夢中で遊んでいました。

湖には立派な鯉がたくさんいて、売店に売っている餌をあげると、勢い良く群がってくるのが楽しかったようで、娘は夢中で餌をあげていました。

ランチを含めると3時間ほどの滞在で十分に楽しめます(ゆっくり散策すれば4時間以上いても飽きません)。

タリアセンの中にもレストランや売店があります。

子供は旅行の後何週間も、タリアセンで乗ったヘリコプターの形のボートを思い出し「ヘリコプター楽しかったー!」と何度も言っています。

湯川ふるさと公園(南軽井沢)

「湯川ふるさと公園」は中軽井沢駅から徒歩15分くらいのところにある地域の児童公園なのですが、都会ではなかなかお目にかかれない大きさの複合遊具があり、子供は大興奮です。

軽井沢に来てまで児童公園で遊ぶのか、と思うかもしれませんが、遊びごたえ満点で子供にとっても良い思い出の場所となることは間違いありません。

何種類もの滑り台がある巨大な複合遊具。都会ではなかなかお目にかかれません

また、お隣にはお土産購入場所の定番と言われる大型スーパー「ツルヤ」がありますので、公園とセットで立ち寄ることが出来る点も嬉しいです。

「ツルヤ」のオリジナルジャムの種類の多さに圧倒
普通のスーパーですが長野産の農産物を使ったオリジナル商品やワインが豊富にあり、お土産を買うにはうってつけの場所です

しなの鉄道軽井沢駅構内「森の小リスキッズステーション in 軽井沢」(軽井沢)

こちらは全くノーマーク&予定外だったのですが、しなの鉄道の軽井沢駅構内でたまたま発見した「ミニ遊園地」です。帰りの新幹線まで時間があったので、少し遊んでいくことにしたのですが、結果、子どもが夢中になり1時間半も滞在してしまいました。

「森の小リスでんちゃ」はキッズステーションの周囲をぐるっと2周。一回一人200円です

特に、周囲を走る「森の小リスでんちゃ」は大喜び。

また、スーパーボールすくいや射的なども楽しめます。

入場料などは不要で、乗り物単位で料金が発生します。無料で遊べるコーナーもたくさんありますよ!

星野エリアのケラ池アイススケート(中軽井沢)

小さい子どもやスケートが苦手な人も椅子につかまればスイスイ楽しめます

ハルニレテラスなどがある星野エリアには、「ケラ池」という池があるのですが、冬場はスケートリンクとして営業しています。天然のスケートリンクが出来る時期までは、池の半分くらいの面積に人口的に氷を張ったリンクになります。私たちが11月上旬に訪れたときは人口リンクだったのですが、シューズやヘルメットは貸し出しがあり、手袋・帽子も安価で購入できます。

今年はコロナ対策として、1回にリンクに入場出来る人数を制限しているみたいですが、ハルニレテラスから少し離れた場所にあるからなのか、それほど人は殺到しておらず、すぐ滑ることが出来ました。

年齢制限はありませんが、貸し出しシューズが15cm~なので、必然的に2歳くらいからとなります。

我が子は生まれて初めてのスケートでしたが、ひとりでリンクの上を歩けるまでになりました!(子供用のシューズが二枚刃ということもありますが)

また、滑ることが出来なくても、そりのついた椅子に座って楽しむことが出来るので、小さい子どもも安心して楽しめます!

2歳児連れにはちょっと注意が必要なスポット

ハルニレテラス(中軽井沢)

中軽井沢の代表的な観光スポットといえば星野エリアにあるオシャレ商業エリア「ハルニレテラス」ですが、あまり広くない敷地内に人が密集しており、かつ子供向けコンテンツは少ないので、それほど楽しめないかもしれません。

お蕎麦の「川上庵 せきれい橋店」を始め、人気店の前には長蛇の列が出来ていますので、ハルニレテラスでランチを予定する場合、出来れば事前に予約をするのがベストです(うちは「イルソーニョ」を事前に予約していました)。

うちの子がハルニレテラスで一番喜んだのは、和菓子屋さん「和泉屋傳兵衛」の花豆ソフトクリームです。一つ600円もする高級ソフトクリームですが、濃厚でコクがあり、ほんのり花豆の香りがするソフトクリームの上に、花豆とあんこが載っていて、親子3人で夢中で食べました。

ムーゼの森の「木のおもちゃのお店」と「絵本のお店」(南軽井沢)

タリアセンのほぼお隣にありエルツおもちゃ博物館も定番の人気観光地です。

私たちは閉園後に行ったのでおもちゃ博物館自体には入らなかったのですが、目当ては同じ敷地内にある「木のおもちゃのお店」と「絵本のお店」でした。その名の通り、ドイツの木のおもちゃと、世界中の絵本が売られているお店で、それぞれ店内は狭いのですが、置いてある商品は異国情緒溢れる素敵なものばかりです。

特に「木のおもちゃのお店」は、日本ではよほどの専門店に行かないと見つけられなさそうな、大手メーカー品ではないドイツ製の伝統的かつ精巧なおもちゃが所狭しと並んでいます。

ぜひ立ち寄る価値のある場所なのですが、2歳児連れだとどうしてもお店の商品に触れるとき、壊さないかとハラハラします。高価なものばかりなので、子連れだとちょっと気疲れするかもしれません。

子連れにおすすめの軽井沢のホテル

今回の旅行では、「幼児と一緒に泊まるならどこがいいか?」をかなり真剣にリサーチしました。
我が家は車がないため、アクセスが良くて観光地も徒歩圏内にあることを重視。さらに、大人も食事や滞在をちゃんと楽しめて、子ども連れでも肩身が狭くならない場所、そんなバランスの良いホテルを探しました。

結果的に、どのホテルも「家族みんなが無理せず快適に過ごせそう」と感じたところばかり。
ここでは、調べていて特に惹かれた軽井沢の子連れ向けホテルを4つご紹介します。

軽井沢プリンスホテル イースト

軽井沢らしい森の中のリゾートで、家族それぞれが自由に楽しめそうだと感じたホテル。ショッピングモールや自然散策、温泉など“やりたいこと全部”が徒歩圏内にあるのが魅力です。ホテル自体は洗練された雰囲気で、ラグジュアリーすぎず、ファミリーにも開かれた印象。観光とリゾート滞在をバランス良く楽しみたい人にぴったりだと思いました。

  • メリット:ショッピングモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」に近く、買い物・観光と宿泊を両立しやすい。こども部屋やベビー用品の貸出も備えている。
  • デメリット:観光要素が強く、遊び・滞在重視というよりも“アクティビティ+宿”という旅程向き。宿泊施設自体の“子連れ特化感”は上記ホテルほどではないかもしれません。
  • おすすめの人:子どもも大人も“観光+ショッピング+宿泊”を楽しみたいファミリー。移動や外出を前提にした旅行スタイル向き。

軽井沢マリオットホテル

写真を見た瞬間に「この静けさ、いいな」と思ったホテル。中軽井沢の森の中にあり、都会の喧騒を忘れてゆっくり過ごせそうです。温泉付き客室もあって、子どもを寝かしつけたあとにゆっくり湯に浸かれるのも魅力。少し価格帯は上ですが、“滞在そのものを目的にした旅”にぴったりの場所だと感じました。

  • メリット:外資系ホテルならではのゆったりとした客室/床暖房・温泉付き客室あり、キッズスペースありなどの設備も整っている。
  • デメリット:価格帯が少し高めになる傾向があり、予算を抑えたいファミリーには慎重な選択となる可能性があります。また、観光地から少し離れているケースもあるため移動を含めて旅程をゆったり組む必要があります。
  • おすすめの人:子どもが少し成長してきて(幼児〜小学生)、宿泊そのものを“ラグジュアリー・滞在重視”にしたいファミリー。

ホテルサイプレス軽井沢

軽井沢駅に近く、アクセスしやすいのがまず便利。しかも、キッチン付きの客室があるので、子どもの食事を自分で用意できるのが良いなと思いました。和洋室タイプもあって、家族で一部屋に泊まれるのもポイント。旅先でも“家のように安心して過ごしたい”人に合いそうなホテルです。

  • メリット:駅からも比較的アクセス良好。和洋室・キッチン付き客室やベビー・キッズ対応設備(ベビーベッド・哺乳瓶消毒器・子ども用アメニティ)も揃っており、赤ちゃん連れでも安心。
  • デメリット:複数階・客室タイプが幅広いため、部屋によって“移動(階段・通路)”が多くなる場合もあり、ベビーカー・荷物が多いと少し負担になる可能性あり。
  • おすすめの人:赤ちゃん〜幼児連れで“駅/アクセス重視”または“ある程度自炊・簡易調理も視野に入れたい”家族。便利性と設備のバランスを重視する方。

ドーミー倶楽部軽井沢

実際に泊まったホテルです。「子ども連れファミリー仕様」が徹底された宿で、クチコミ評価がとにかく高かったのが決め手。 子ども連れ利用者が多く、キッズスペースや絵本貸出、キャラクタースリッパなど子ども視点のサービスが充実。新館には和洋室(約40㎡/定員5名)やメゾネットタイプの部屋もあり、3世代や大家族にも対応。貸切風呂もあり、親子ともにリラックスできる滞在が可能。

  • メリット:子ども連れへの配慮が細かく、滞在中に気を遣いにくい。客室タイプが複数あり、家族構成に応じた選び方ができる。
  • デメリット:リゾートホテルと比べて施設の「規模」「高級感」がやや控えめ。また、観光・買い物スポットへのアクセスは駅近ホテルに比べるとやや時間を要する場合あり。
  • おすすめの人:2歳〜小学校低学年くらいの子どもを連れ、「宿泊中も子どもが安心できる環境」を第一に考えるファミリー、また3世代旅行・大家族旅行を想定してゆったり過ごしたい家族。

4つのホテルの比較

ホテル名アクセス子ども向け設備食事・滞在の快適さ総合評価
軽井沢プリンスホテル イースト
駅徒歩約10分+シャトルあり。車なしでも観光しやすい好立地。

ベビーベッドなど基本設備が充実。観光と滞在を両立しやすい。

温泉・スパ併設で大人も満足。

バランスが良く、初めての子連れ軽井沢に最適。
軽井沢マリオットホテル
駅から車・送迎で約5〜10分。静かな森の中。

専用設備は少なめだが、広い客室と温泉付きルームが魅力。

滞在型リゾートとして上質。
△〜◯
静かに過ごしたい家族におすすめ。
ホテルサイプレス軽井沢
駅徒歩約12分でアクセス良好。

和洋室・キッチン付きで赤ちゃん連れでも安心。

館内移動がやや多いがコスパ◎。

利便性と快適さのバランスが良い。
ドーミー倶楽部軽井沢△ 駅から送迎あり(車5分)。◎ 絵本・キッズスペース・貸切風呂など充実。◎ 食事・雰囲気ともに子連れに優しい。◎ 子ども第一で過ごしたい家族に最適。

まとめ:軽井沢は2歳児連れで楽しめるスポットがたくさんある

軽井沢には、「おもちゃ王国」だけでなく、小さい子どもと一緒に楽しめるスポットがたくさんあります。「大人の旅」とは少し違いますが、せっかくなので子どもが楽しめるスポットを中心に旅程を立ててみてはいかがでしょうか。

大自然の中で、楽しい思い出と素敵な写真をたくさん残せますよ!

↓子連れ・赤ちゃん連れにおすすめの「ドーミー倶楽部軽井沢」の宿泊体験はこちら!↓

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