自宅で使用する幼児英語教材の代表格となっている、ディズニー英語システム。
我が家は長女が生後4か月の頃にディズニー英語システムを開始しました。高額なことでも有名なディズニー英語システムですが、使用開始からもうすぐ2年が経過する我が家では、購入してとても良かったと思ってます。
これまで本人の希望でほぼ毎日欠かさず何かしらの教材に触れています。結果、かなり早い段階から英単語を口ずさんだりするようになりました。
DWE・おうち英語のカテゴリーでは、
- ディズニー英語システム(DWE)の購入経緯・他教材との比較
- DWEのパッケージ内容・価格
- ワールド・ファミリー・クラブ(WF)の正規会員の内容・メリット
- 我が家でのDWEの使い方・WF会員のサービス利用状況
- 子供の反応・効果
等について紹介しています。
安くはない買い物なので、現在、英語教材の購入を検討している方々にとって、一つの経験談として参考になることを願います。
この記事では、「親が楽しく使いこなせるイメージが持てるかどうか」で教材を選び、DWEの購入に至った経緯をご紹介します。
教材の目的は「システム」に乗っかって英語を取り入れること
我が家では、子供には生まれたときから何らかの英語環境を与えたいと考えていました。
ただ、これはDWEを使っている今でも思うことなのですが、幼児の英語教育に多額の費用を投じる必要は必ずしもありません。
今は、YouTube等を活用し良質な英語コンテンツを安価で入手する方法は数多くあります。また、お金をかけないおうち英語で高い成果を上げている親御さんたちのブログ等も豊富にあります。
そのような中、私が教材を求めたのは、「システムに乗っかりたかったから」です。
無料コンテンツを中心にする場合は、親がある程度工夫して、一定の網羅性や体系化を意識する必要があります。それはちょっとしんどいですし、そうしなければ英語との触れ合いがあまりにも断片的になってしまうので、とりあえず乗っかれる体系的なシステムを探していました。
その上で、イメージしていたのは、
- 日常の様々な場面が
- 英語だけで表現され
- 隙間時間に親子で楽しめる教材
です。
教材比較:違いは、費用、キャラクター、レッスン有無…?
今の世の中、そのような教材は溢れているだろうとネットで検索。すぐにDWEを含むいくつかの有名教材がヒット。
主に以下のおうち英語3大?教材について情報収集しました。
(それぞれ出典は公式ウェブサイトですが、古い情報や誤りがありましたら申し訳ありません)
<パルキッズ>
- 毎日90分のCDをBGMの様に流し、オンラインレッスンを受けることで、英語を習得する
- CDには、親子の会話を中心とした日常的なシーンが収録されている
- 追加教材で読解力の強化も可能
<ワールドワイドキッズ>
- オリジナルキャラクターが出てくるDVDやCD中心の教材
- 0歳~6歳をステージごとに分けた教材構成になっている
- フォニックス教材がある(DWEにはない)
<ディズニー英語システム(DWE)>
- ディズニー映画やアニメ映像を再編集した教材(よって映像は相当古い)
- 膨大な教材が相互に連動している点が特徴(DVD、CD、絵本、おもちゃ等で同じ場面、フレーズが繰り返し登場する)
当時はあまり網羅的に調べた訳ではありませんでしたが、主に以下の項目で比較しました。
教材名 | パルキッズ | ワールドワイドキッズ |
ディズニー |
|
比較 項目 |
購入時の費用 | パルキッズプリスクーラー:およそ66,00円 パルキッズキンダー:およそ66,00円 |
およそ20万円~ | およそ60万円~90万円 (フルセットに近いもの) |
会費 | ゼロ | ゼロ | 月額約3,000円 (1歳半~) |
|
言語環境 | 英語のみ | 英語のみ | 英語のみ | |
対象年齢・ 期間 |
パルキッズプリスクーラー:0~3歳 パルキッズキンダー:英語学習経験が2年以上 |
0歳~6歳 | 0~12歳 | |
キャラクター | オリジナル | オリジナル | ディズニー | |
レッスン・ イベント有無 |
オンラインレッスン有(オフラインのイベントはない) | 有料のワークショップやオンラインレッスン(Talk’n Play online)等 | 全国各地で週末イベントや宿泊イベント(海外含む)あり |
親が子供と毎日使うイメージが沸くものを選ぶべき
後からよくよく調べると、費用対効果の面ではパルキッズもなかなか魅力的な教材のようでした、笑。(ディズニー英語よりも英検取得などの測定可能な効果を重視し、余分なものをそぎ落とした「筋肉質」な教材との印象。何よりディズニー英語の10分の1の価格です)
結果的にディズニー英語システムを購入したのは、今思えば圧倒的な情報の多さに影響されたものと思われます、笑。が、内容面では特に以下の点から「とても良さそうな教材だな」と思ったことが理由です。
- 教材の総合的な連動性が高い
- 親も楽しく口ずさめる曲が多い
- ディズニーキャラクターは普遍的な存在なので、好きになってくれたらいろいろな場所で遭遇出来る
- 上記を踏まえ、教材を使って毎日遊んでいるイメージが沸く
おうち英語の教材に関するブログや口コミも多数拝見しました。値段に対する効果で比較したり、月額に換算して比較したり、色々な比較サイトがあります。
確かにそうしたシミュレーションは大変参考になるのですが、教材を使いこなさないことには効果も出ないはずです。我が家ではまず、「親が継続して使いこなせるイメージが持てるかどうか」を重視し、DWEの購入に至りました(もちろん予算の範囲内での話にはなりますが)。
使いこなせるかどうか」には、好き嫌いやイメージ等、主観的な要素も多分に影響すると思います。親や子供の好みや性格を踏まえて、相性の良い教材を選ぶ事が第一歩ではないでしょうか。
まとめ
日本語の習得過程も同じですが、どんなに良質で網羅的なインプットであっても、「自分自身」がその言語でコミュニケーションをとる生存競争上の必要性が生じない環境では、高度な話す力を自然に身に着けることは難しいのではないでしょうか。
教材はあくまでも、英語に耳を慣れさせ、一定のコミュニケーションパターンを身に着けるためのものだと思います。教材そのものの収録語彙数や文法等も重要であることは否めませんが、教材をある程度使いこなせなければそもそも意味がありません。
DWEを始めとする高額教材を購入後、後悔する人や挫折する人の多くも、途中で使うことが億劫になるからだと聞きます(我が家は今のところ毎日使っていますが、まだ購入2年なので、自戒も込めて)。そのため我が家では、自分自身が子供との日常に楽しく取り入れられるイメージが沸くかどうかを重視し、今のところは大正解だったと思っています。