夏休みや連休の定番スポット、スパリゾートハワイアンズ。しかし大混雑を避けるため、我が家は小学校低学年の子どもと夫婦3人で、9月前半に2泊3日で行きました。この記事では「ハワイアンズ2泊3日ってどんな感じ?」「子連れでも楽しめる?」という方に向けて、実際の旅行工程+子連れで役立ったTipsをまとめています。
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- 小学生くらいの子どもを連れて家族でハワイアンズ旅行を検討している人
- 「ハワイアンズ2泊3日」でどのくらい楽しめるかリアルな工程を知りたい人
- プール・スライダー・フラダンスショーなど、効率よく楽しむコツを知りたい人
- 東京から行く場合に、直通バスの利用が便利かどうか気になっている人
- 子どもが飽きずに過ごせるか不安な、初めてのハワイアンズ旅行を計画中の人

アクセス|東京駅から直通バスで楽々移動
ハワイアンズには、東京・新宿・横浜など主要都市からの直通バスが運行しています。
しかも、無料!!!!!
電車・乗り換えなしで目的地まで行けるため、子連れや荷物が多い旅行には特に便利。
到着後すぐにプールや温泉で遊びたい人にはベストな移動手段です。
これがなければ、都心からはちょっと面倒だなぁと思ってしまいますが、これがあるから都心からも人気なんだと思います。
早朝便で時間を有効活用

出発は東京駅・鍛冶橋駐車場からの直通バス(7:15発)。
9時台の便もありましたが、到着後すぐに遊びたいので早朝を選びました。
- 所要時間:約3時間半
- 車内は満席。子連れは少なく、落ち着いた年齢層やカップル、ゴルフ客が多め
- 途中でサービスエリアに2回停車(15分休憩×2回でトイレ・軽食も安心)
Tips:直通バスは荷物を預けたままホテル前まで行けるので、子連れ旅行には圧倒的にラク。事前予約必須です。
1日目|ランチ→プール→お風呂→夕食→フラダンスショー
到着後すぐのランチは「そば処 与市」で

到着後はホテルでチェックインを済ませ、館内レストランでランチ。
ランチは館内の落ち着いた蕎麦処、そば処 与市(「江戸情話 与市」エリア内)へ。
場所は、露天風呂「江戸情話 与市」の目の前・湯上がりゾーンに近いため、プールや温泉でひと汗かいたあとのランチにもぴったり。

開店直後に入店したところ、並ぶこともなくスムーズに席へ。
蕎麦は自社工場または館内で毎日打ち立て、福島県産のそば粉を使っていて、コシと香りにこだわっているとのこと。
量もしっかりしていて、一般的な観光施設の〝値段の割に少ない〟という印象を覆すものでした。

味も「美味しかった」と感じるレベルで、プール遊びの合間のランチとしても満足度が高いものだと思います。
食べログの点数も、ハワイアンズ内の飲食店では一番高い。
午後いっぱいプールを満喫

ランチ後はすぐに水着に着替えてプールへ直行。
まだお部屋には入れないので、ロビーのトイレで着替えました。
バスタオル、貴重品だけプールバッグに入れてプールへ。
コインロッカーはプールエリアの至る所にあります。

流れるプールや子ども向けエリアのスライダーは、低学年の子でも安心して遊べる深さ。
有料スライダーは1日乗り放題券がお得なので、2日目にとっておくことにしました。
(逆に回数券だと高い)
無料の小さいスライダーもあり、子どもは十分に楽しめました!

プールサイドには、人の古い角質を食べるフィッシュドクターがあり、1人10分700円、2人で1,000円おいうことで親子で挑戦。足をプールに入れた途端に大量のお魚が足に群がってきて、これは他にはない感覚!
くすぐったいというか気持ち良いというか気持ち悪いというか…とにかく子どもは大興奮の大喜び。
やってみる価値はあると思います。なんとなく足が綺麗になります。

ウォーターホイールはビニールのホイールの中に入って、ハムスターみたいに転がして進みます。
これがなかなか大変で、中で滑ってうまく回せない。でもめちゃくちゃ盛り上がるし子どもは大喜びでした。
午後いっぱいたっぷり泳げました。
温泉と夕食でリフレッシュ
午後たっぷり泳いだあとは、露天風呂 「江戸情話 与市」 へ。
江戸の銭湯をモチーフにした大規模な露天風呂で、開放感が圧倒的。木の浴槽の香りと湯けむりに包まれて、身体がいっきに軽くなる感覚がありました。プールの冷えや疲れがすっと抜けていくので、子ども連れには特におすすめ。
とにかく広くて、浅いので子どもでも安心。

お風呂のあとは、モノリスタワー館内レストラン「フレンチポリネシアン・ブッフェネシア」の バイキング へ。
かなり広い会場で、開店時間にはすでにファミリー層が多く並び始めていました。
料理はとにかく種類が豊富で、福島のご当地料理(いわき名物、郷土料理系)と、ハワイ由来のメニュー(ガーリックシュリンプ、ロコモコ、ハワイ風グリルなど)が共存しており、選ぶ楽しさがありました。

子ども向けの料理も手が込んでいて、
- 唐揚げ、ポテト、グラタンなどの定番メニュー
- チョコレートファウンテンや可愛いデザートが並ぶキッズコーナー
と、子ども受けは抜群。
一方で大人向けには、ミニケーキや焼き菓子、カットフルーツなどのスイーツが充実。
アルコールは 飲み放題プランあり で、大人も満足度が高い。

全体の味はかなり美味しく、観光地のバイキングにありがちな「妥協感」は無いレベル。
ただし、メニューはやや油多めの傾向があり、さっぱり系を期待する人は注意。
夕食のあとは、フラダンスショーの開始時刻まで、部屋でゆっくり休憩。
プール → 露天風呂 → バイキング → 部屋でまったり、という流れがとても快適で、体力の消耗が激しい子連れ旅でも無理なく楽しめた。
夜は本格的なフラダンスショー


夜は 20:00開場のフラダンスショー を鑑賞しました。
フランダンスはハワイアンズのハイライトということで、2ヶ月前にプレミアムシートを予約しました。
「予約開始と同時に埋まる」という口コミを見ていたので、絶対に良い席で見たいという思いから、かなり早めに確保。
とはいえ、予約時点で真正面の最前列はすでに満席。
それでも、少し横にずれた席(ほぼ正面に近い位置)は運よく空いており、ステージ全体がよく見渡せました。
プレミアムシートの特典として、飲み物が半額になるドリンクチケットが付いていたので、トロピカルカクテル片手にショーを鑑賞。
南国の雰囲気と音楽、キラキラと照明が揺れるステージ、踊り手の表情や体の動きまで近くで感じられ、非日常感が一気に高まる。
さらに、プレミアムシートだけの特典として、ショー終了後にメインキャストと一緒に写真撮影ができる。
特別な体験になるので、写真目的でプレミアムを選ぶ価値は十分にあると感じました。
ショー自体は、まさに圧巻。
力強いポリネシアンダンスと繊細で美しいフラが次々に展開され、
照明と音響の演出も素晴らしく、会場全体が一体となっていました。
子どもも目を離さず、夢中になって見入っていました。
そしてショーの最後には、子どもが自由に参加できる「キッズフラ」コーナーがあり、うちの子も「絶対参加する」と最初から言っていたので、張り切ってステージへ。
フラガールの方々が優しく教えてくれて、練習した振り付けを客席に向けて披露。
観客のあたたかい拍手と声援に包まれて、とても良い思い出になりました!
ちなみに、小さい子どもは途中で眠くなるので、ショーまでに部屋で昼寝を少し挟んでおくのがおすすめ。
2日目|スライダー1日乗り放題で遊び尽くす

この日は朝からプールへ。さらにスライダー1日乗り放題パスを購入。値段は正直高めですが、1日集中して遊べば元が取れる感覚。うちは10回以上乗りました。
子どもと一緒に何度もスライダーを滑って、親も童心に返りました。
Tips:
- 乗り放題パスは1日単位なので、遊ぶ日はあらかじめ決めておく
- 朝一番は比較的空いていて並びやすい
- 小学生でも身長制限に注意(事前に確認を)
3日目|観光予定を変更して最後までプール

最終日は「マリンパーク福島」に行く予定でしたが、子どもが「もっとプールで遊びたい!」と希望。
結果、3日目もプール漬け。
有料スライダーはやりませんでしたが、普通のプールでビーチバレーをして、無料スライダーな流れるプールで遊ぶだけでも午前中が終わり、子どもは満足していました。
観光はできませんでしたが、子どもにとっては最後まで遊び尽くせる最高の選択。親も移動がなく気楽でした。
午後は荷物をまとめ、15時過ぎの新宿行き直通バスで帰路へ。
実際に行って感じた子連れTipsまと
- アクセスは直通バス一択:荷物も少なく、乗り換えなしで到着できる
- 初日は軽め、2日目に全力:スライダーは2日目に集中させるのがおすすめ
- 夜のショーは予約必須:子どもが飽きずに見やすい席を確保すると安心
- 食事はバイキングが無難:子どもが好きなものを選べてラク
- 最終日は柔軟に:観光よりも「最後までプール」で大満足するケースも多い
まとめ|「ハワイアンズ2泊3日」は子連れにちょうどいい
結果的に3日間プール三昧になりましたが、子どもが笑顔で過ごせたのが一番。
「旅行中ずっと楽しめる場所」であるハワイアンズは、2泊3日で十分満喫できる子連れ旅行先でした。
次に行くときは「観光+プール」の組み合わせも検討したいですが、初めてのハワイアンズならプール中心で全く問題なしだと思います。



