山梨県・八ヶ岳エリアにある星野リゾート「リゾナーレ八ヶ岳」。家族連れに人気の理由のひとつが、四季を問わず楽しめる屋内プール「イルマーレ」です。私は3歳の子供を連れて夏に訪れました。この記事では実際の体験をもとに、プールの設備・雰囲気・子連れでの過ごし方・注意点まで詳しくご紹介します。
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- この記事を読んでほしい人
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- 幼児や小さな子供を連れてリゾナーレ八ヶ岳
のプールを利用する予定の人
- 「3歳くらいでも楽しめるのか?」と不安に思っている人
- イルマーレの設備や遊び方を事前に詳しく知っておきたい人
- 混雑や安全面など、体験談ベースのリアルな情報を知りたい人
- 幼児や小さな子供を連れてリゾナーレ八ヶ岳

リゾナーレ八ヶ岳
のプール「イルマーレ」とは

リゾナーレ八ヶ岳にある屋内プール「イルマーレ」は、季節や天候に関係なく一年中楽しめる全天候型の施設です。大きなガラス張りの空間で、自然光が差し込む開放的な雰囲気の中で遊ぶことができます。
特長は「子供から大人まで幅広く楽しめる設計」。波の出るプール、キッズエリア、カフェテリア、などが 一体となった開放的な空間となっています。
幼児用の浅いプールやボールプール、小さい子ども向けながらスリル満点のスライダー、さらに本格的な波のプールまで揃っています。小さな子供の「プールデビュー」に最適で、我が家もここリゾナーレ八ヶ岳のイルマーレで本格的なレジャープールにデビューました。
宿泊者であればチェックアウト前でも後でも誰でも無料で利用ができますし、利用料金を支払えば日帰りでも利用できます。
日帰りだと日によって料金が異なりますが、大人(13歳以上)6,000円〜、小人(3歳~12歳)3,000円〜の設定です。

利用しやすい料金とは言えなそうですね…。日帰りのお客さんで混雑すると、宿泊者が快適に利用しづらくなるので、お高めに設定されているのかもしれません。
イルマーレの素晴らしいところは、おむつが取れていない子どもも利用ができるところ!!!
スイミング用おむつと水着の両方をつけることで、入れてもらえます。
スイミング用おむつは4枚セットで800円と少しお高いですが、プール受付で購入することも可能です。
我が家もほとんどおむつは取れていましたが、心配だったので着用しました。
タオルも無料で貸し出しがあるので、便利です。
3歳子連れでの実体験レビュー(2泊3日滞在)


イルマーレのプールエリアに入って最初に目に飛び込んでくるのは、旅行サイトや公式ウェブサイトなどでもよく掲載されている開放的な波のプールの光景です。
イルマーレは基本的にはこの波のプールがメインプールとなり、浮き輪などを使って波のプールで遊んでいる人が大半です。
巨大ボールプールで遊び倒す


メインは波のプールなのですが、我が家の3歳児が夢中になったのは、巨大なボールプールでした。
こちらは深さ40センチと小さい子どもにも安心の水深(もちろん大人が離れずそばで見ていなければいけません)。
うちの子は水に入る前からテンションが上がり、まずはここで思い切り体を動かしました。
水が苦手な子でも、最初にボールプールで慣れてから水遊びに移れるので安心。
プールの一角には滝のように水が流れ落ちる仕掛けもあり、そこに打たれる“修行”ごっこをする子や、滝の段差にボールを並べて落として遊ぶ子も見られました
うちの子も「プール楽しい!」という気持ちをここでしっかり持てたので、その後の遊び方の幅が広がりました。
幼児でも挑戦できるスライダー


イルマーレには数種類のスライダーがありますが、身長制限が緩めで3歳でも滑れるスライダーが用意されています。
凸凹のある曲線すべり台が長・中・短の3コース並んだキッズ向け滑り台です。
長いコースは目安身長100cm~、中は90cm~、短いものは80cm~と利用基準が書いてありますが、実際は厳密な身長チェックはありませんでした。
大人が横で見守りながらですが、思った以上のスピードと凸凹の衝撃があるので子どもは大興奮。
子どもは大喜びで「もう一回!」と何度もリピート。
ちなみに大きいスライダーは全長13mで、身長110cm以上・体重70kg以下という利用制限がありますが
床から噴き出す噴水エリア


フロアのあちこちから不規則に水が噴き出す噴水エリアは、幼児にとって大人気の遊び場。
ドーム型の噴水は中に入って外を見ることができ、外にいる親子と手を振り合う不思議な体験に子どもたちは大喜びでした。
水がいつ出てくるか分からないので「きゃー!」と逃げたり、「わざと当たろう」と挑戦したり、子供の反応がとても面白いです。不定期に高さが変わる噴水は高いと大人の身長を超えるほど(水柱が約160cm)になり、小さな子どもたちはびっくりしつつも水しぶきを避けて大興奮で遊んでいました
3歳でも走り回れる広さがあり、思い切り体を動かせるので親としても助かりました。




波のプールで親子一緒に楽しむ時間
そして目玉の波のプール。水深は手前の浅瀬で約40cm、奥に進むと最大1.4m程度まで深くなります
時間になると本格的な大きな波が発生します。
ウェブサイトによると、大きな波は最大1.2mの高さだそうで、営業開始1時間後から営業終了1時間前まで毎時5分に発生するようです。波が続くのは約10分間。
3歳には少しハードルが高いかと思いましたが、浮き輪に一緒に乗って揺られると大はしゃぎ。
浮き輪とアームリングがあれば安全に楽しめます。
また「遠浅」が続くので3歳でも足がつく面積が広く、潜って遊ぶこともできました。
屋外プールの開放感
イルマーレには屋外ジェットバスも備わっています。
プール内から続く暖簾をくぐって屋外エリアに出ると、開放感抜群のジャグジープールがあり、八ヶ岳の景色や爽やかな空気を感じながら温かい泡風呂に浸かることができ、最高でした。
イベントや体験(SUPなど)
プール内では親子SUP(スタンドアップパドルボード)のアクティビティも通年で開催されています。
私たちは体験しなかったですが、見ていると大きなサーフボードの上に親子で立ち、パドルを漕いでプールの水上をスーッと進む体験をされている方々がいて楽しそう。
毎時20分~50分の間に随時実施されているようです。1ボードあたり2,500円。
リゾートビーチなんかでも見る光景ですが、普段はできない経験を、安全な環境の中でできるって良いですよね。
夏の特定日やクリスマスシーズンには、イルマーレが昼間とは違う幻想的なライトアップでナイトプールも開催しているようです。



季節を変えてまた行ってみたい!!
幼児連れに嬉しい設備と安心ポイント
イルマーレは、星野リゾートらしく「ファミリーで安心して楽しめる」ように設計されているのが特徴です。実際に3歳の子どもを連れて利用してみて、子連れにはありがたいなと感じたポイントをまとめました。
私が特に助かったと感じたのは、レンタルの充実度、授乳や赤ちゃん向けの設備、そしてプールサイドの飲食環境の3点です。ルマーレはファミリー利用が前提に作られているため、幼児連れでも快適に過ごせます。
私が特に子連れには助かると思ったのは以下のポイント。
リーズナブルな価格での浮き輪などのレンタル


子供と遊ぶのに必要なものがほとんどレンタルできます。
しかも、こういった施設にありがちな法外な料金ではなく、「この値段なら借りてもいいかな」と思える良心的な料金設定なのが助かります。
例えば:
- フロントでの水着レンタル(大人用・子ども用 各1,000円)
- プール内レンタルコーナーでの浮き輪・アームリング・フロート類(1日中何度でも交換可能で1,500円)
サイズは幼児向けから大人用まで揃っており、空気入れも備え付けられているのでその場で膨らませてすぐ使えます。



多少お金がかかっても、荷物が減るのは子連れにとって大きなメリットですよね
さらに、バスタオルは無料貸出。プールサイドに置かれていて、好きなだけ使って返却ボックスに入れればOKです。
授乳スペース
赤ちゃん連れに優しい設備も整っています。
プール内には授乳やおむつ替えができるベビールームがあり、施錠できる個室になっているので安心。
中には椅子、オムツ交換台、ゴミ箱が備わり、消耗品(ビニール袋・お尻拭き・消毒アルコールなど)も用意されています。
更衣室の赤ちゃんグッズ
更衣室にはベビーベッドが置かれていて、着替えのときに赤ちゃんを寝かせておけるのが便利でした。シャワールームには大人用のシャンプー類に加えて、ベビーソープまで完備。
子どもの肌に配慮されたアメニティが揃っているのは、細やかな気遣いを感じます。
プールサイドのカフェ


長時間遊ぶと、お腹も空いてきます。イルマーレのプールサイドにはカフェ「Marina Blu」があり、ハンバーガーやカレー、パスタ、ポテトなど子どもでも食べやすいメニューが揃っています。
私が食べたのはタコライス。美味しかった。
特に便利だと感じたのは、全メニュー10%オフになる朝割(10:00~11:30限定)。
午前中から利用する家族にとっては嬉しい特典です。
また、プールサイドにはウォーターサーバーも設置されているので、飲み物を買わなくても水分補給ができるのも安心ポイントでした。
利用する際の注意点(混雑・安全・持ち物)
正直とても子連れ向けに配慮された施設のため、注意すべきことがあるとするとかなり一般的なことになってしまうのですが、以下には留意が必要です。
夏休みや連休の中日は混雑する
私たちが行ったのは平日だったため、滑り台に待ち時間ができるほどの混雑ではありませんでした。
それでも、お昼前後になるとそれなりに混み始め、お昼から午後の早い時間は波のプールは多くの人でひしめいていました。
やはり経験者やネット情報では夏休みや週末はかなり混雑するようです。
もし混雑時に行くことになった倍は、プールを満喫したいなら朝イチに行くのがおすすめです。
昼を過ぎると波プールやスライダーは待ち時間が出ることもあります。



こう言った施設はだいたいそうですよね…
手ぶらでもOKとは言え持っていくと良いもの3選
イルマーレは手ぶらでも楽しめるよう整っていますが、「これを持っていけばもっと快適だったな」と思ったものがありました。
防水スマホケース
プール内では子どもの笑顔を写真に収めたい場面がたくさんあります。
防水スマホケースがあれば、濡れる心配なく写真や動画を撮れます。
(最近は皆んな持っていくと思いますが)
うちは防水カメラを持って行きましたが、正直今のスマホはカメラの性能がすごいので、スマホで撮るのが一番だと思いました。
子ども用の軽食
プールサイドにカフェはありますが、遊んでいると「今すぐお腹がすいた!」となるのが小さい子ども。
いつも食べているゼリーや小袋のお菓子など、子どもが確実に食べられる軽食があると安心です。
公式には飲食物の持ち込みは制限されていますが、赤ちゃんや幼児向けならスタッフに声をかけて持ち込めました。
ビニールバッグ
濡れたタオルや水着を入れるビニール袋はもらえますが、もしビーチサイドで片方の親が読書をしたいとか、食べ物を持ち込みたいとか、色々と細々とした荷物を運ぶのに、プール用のビニールバッグを自宅から持参すると便利です(うちも持参して重宝しました)。
まとめ:3歳でも大満足、家族全員が楽しめるプール体験
リゾナーレ八ヶ岳
「小さな子供でも大丈夫かな?」と不安に思う方にこそおすすめしたいプールです。2泊3日の滞在で体験して分かったのは、安心感と遊びの多様性が両立しているということ。家族旅行のハイライトになること間違いなしです。



