2023年5月、我が家は4泊5日でグアムを訪れ、前半2泊をデュシット・ビーチリゾート・グアムで過ごしました。このリゾートは子連れにとってまさに理想的な場所で、特にその利便性は群を抜いています。プールや息をのむようなオーシャンビューの部屋はもちろん、現地の先生と英語だけで触れ合うキッズクラブを利用してプチ留学気分を味わうことが出来ました。ただし、最近の円安の影響で、食費が思いのほか高くつくことも。この記事では、どのようにして家族旅行のコストを抑えつつ、デュシット・ビーチリゾートでの滞在を存分に楽しんだのかをご紹介します。子連れでのグアム旅行を検討している方にとって、きっと役立つ情報が満載です。
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- この記事を読んでほしい人
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- グアムで小さなお子様が楽しめるアクティビティや施設が充実したホテルを探している方
- 子連れでデュシット・ビーチリゾート・グアム滞在を検討していて、具体的な情報が欲しい方
- グアムでのプチ留学体験に興味のある方
- グアムでレンタカーを利用せずにリゾート内でのんびり過ごしたい、または現地での移動手段に不安がある方
グアム旅行の際には定宿にしたいと思うほど快適に過ごせた、子連れにぴったりのおすすめホテルです!
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ホテルの概要:最高のロケーション
デュシット・ビーチリゾート・グアムは、グアム国際空港から車で15分ほどのタモン中心地に位置するグアムを代表する大型リゾートホテルです。
かつては「アウトリガー・グアム・ビーチ・リゾート」という名称で親しまれていましたが、2020年6月、タイを本拠地とするホテル開発会社で、隣接する「デュシタニ・グアム・リゾート」を運営する「デュシタニ・インターナショナル」との経営契約拡大に伴い、デュシット・ビーチリゾート・グアムに名称が変更されました。
この変更により、アウトリガーの全従業員はデュシット・ビーチリゾート・グアムに継続雇用されましたが、ホテルの内装は改装され、デュシット・ビーチリゾート・グアムのゲストは、デュシタニ・グアム・リゾートの施設やレストランにもアクセスできるようになりました。
デュシット・ビーチリゾート・グアムの特徴はなんと言ってもその抜群のロケーションにあります。
グアムの中心、タモンのど真ん中にあり、ショッピングセンター「ザ・プラザ」に直結していて、正面にはTギャラリアもあります。雨が降っていても屋外に出ることなく移動できます。
目の前のビーチではアクティビティも楽しめ、ホテル内プールにも子ども向けのスライダーや遊具が充実しており、子連れ家族には大変利便性の高いホテルです。
最近はグアムのどこのホテルもそうですが、こちらのホテルも韓国人観光客が一番多いように見えました(日本のゴールデンウィークにも関わらず!)。次に多いのは日本人観光客ですが、意外にも白人系の宿泊者が一定数いました。グアムには米軍基地があり、軍関係者の親族が米本土から遊びに来ているようでした。
お部屋:バルコニーが絶景のオーシャンフロント!
私たちが宿泊したのは8階にあるバルコニーから海が一望できる「デラックス・オーシャンフロント」という、40平米強の広々としたお部屋でした。
デュシット・ビーチリゾート・グアムには約600室あり、そのほぼ全てがオーシャンビューと言われていますが、バルコニーの正面から海を臨むことが出来るお部屋には「オーシャンフロント」という名称がついています。
その他のお部屋は「オーシャンビュー」と名付けられていても、バルコニーから覗き込んでやっと少しだけ海が見える程度で、あとは駐車場は隣接するホテルの建物しか見えない、というお部屋も多いため注意が必要です。
さて、こちらのオーシャンフロントのお部屋は、まさに絵に描いたような「オーシャンビュー」。
バルコニーから見えるオーシャンビューは圧巻で、タモンビーチに面しているで窓を開けているとビーチに流れる楽しげなレゲー音楽が聞こえてきてリゾート気分に浸ることができます。
オーシャンフロントのお部屋は他のお部屋に比べて1万円ほど高い場合が多いですが、掛け値なしにそれを補って余りあるほどの価値があると感じます。むしろオーシャンフロントのお部屋に泊まらないのであれば、デュシット・ビーチリゾート・グアムではなく、同じエリアのもう少し安いホテルでも良いかも、と思うほど。
お部屋全体も広々としていて、水回りも古いながらも高級感、重厚感を感じる作りでした。
ネットでは「ホテルの作りが古いので騒音が気になる」という口コミがあり心配していましたが、私たちが滞在した時はとても静かで全く気になりませんでした(廊下で前を通ると2部屋お隣に賑やかなお客さんがいましたが、部屋の中にいると聞こえてきませんでした)。
1日中お部屋にいても大満足できる、そんな素敵なお部屋で、次回のグアム旅行でも是非利用したいと思いました。
ホテルのプール:小さい子連れなら1日中過ごせてウォーターパーク不要!
子連れのグアム旅行について調べていると、必ずと言って良いほど、大型ウォーターパークが隣接するP.I.Cやリゾナーレ グアム(旧オンワード)がおすすめされている記事が目に入りますが、実際にグアムに行ってみた感想としては、大型リゾートホテルであれば、大抵はスライダーや遊具が付いているプールがあるので、必ずしもウォーターパークに行く必要はないかな、と思いました。
実際デュシット・ビーチリゾート・グアムには大型遊具のある子ども用の浅いプールに、スライダーがあるプール、ビーチバレーやバスケットが出来るプール等、バリエーションの異なる様々なプールがあります。
しかも、全てタモンビーチに直結しているため、海とプールの行き来が自由に手軽に出来るのです。
プールサイドには係員や監視員がいるので安心でしたし、宿泊者であればプールサイドでタオルやライフジャケットを無料で借りることも出来ます(ビーチでも使えます)。
スライダーは身長制限がなく、それほど高さのない階段を上るだけなので、手軽に何回も滑ることが出来ます。
スライダーはそれほど長くはないですがカーブしており、それなりにスリルがあるので、幼児から小学校低学年くらいの子どもであれば飽きることなく何度でも楽しめると思います。
我が家は旅の後半にオンワードのウォーターパークに行きましたが、特に小さい子どもの場合、上まで登るのに一苦労な大型スライダーや、園内の移動に時間がかかる広大なウォーターパークよりも、短い時間で何度も滑ることのできるデュシット・ビーチリゾート・グアムのスライダーの方が楽しめたかも、と思いました。
お隣のDusit Thani Resort
ちなみに、海でもプールでも子どもは必ずライフジャケットを着用しましょう。我が家ではビーチリゾートへ行く際には、必ずこちらを持参しています。
キッズクラブ:プチ留学体験が出来る
デュシット・ビーチリゾート・グアムには「パイレーツベイキッズクラブ」というキッズクラブがあります。
(キッズクラブの名称は時々変わるようです)
このキッズクラブはホテルの中にある託児所のようなスペースで、現地スタッフが半日〜1日、子どもと一緒に英語で様々なアクティビティをしてくれるプログラムです。対象年齢は満 5 歳から 12 歳です。
時間と利用料金は以下の通りです(2023年5月現在):
午前9時 – 午後5時:1 日コース(ランチと午後のスナック付)1人$85
午前9時 – 午後1時:午前・半日コース (ランチ付) 1人$45
午後1時 – 午後5時:午後・半日コース(午後のスナック付)1人$45
ホテルの中にある施設で宿泊者限定なので、グアムのローカルキッズと一緒になることはほぼありませんが、他の国から来たお友達に混じって英語だけで過ごす時間は、子どもにとっても良い刺激になったに違いありません。
時期によっても違うみたいですが、我が家が利用した際には、うちの子の他に、韓国人の子どもが2名と英語の堪能な日本人の子どもが1名いたようです。
子どもの相手をしてくれる先生もとてもフレンドリーでしっかりしていて、安心して預けることが出来ました。
ホテル滞在中に申し込むことも出来るようですが、定員があるので繁忙期には埋まってしまう可能性があるため、事前の予約が安全です。
我が家ではホテルの宿泊予約をした後、キッズクラブの利用についてホテルにメールで問い合わせたところ、すぐに利用案内と申し込み用紙を英語と日本語で送ってもらえました。ちょっとした質問にもメールですぐに回答してもらえ、とても親切に対応してもらえました。
実は今回のグアム旅行は子どもの海外経験としても位置付けていたため、何らかのキッズクラブに参加することを前提にしていました。子どもは日本でインターの週末プログラムに通っていたり、家で英語に触れたりしていたのですが、英語だけの世界があることを肌で感じてくれれば良いな、という思いでした。
グアムには他にも有名なキッズプログラムがあるのですが、夏期だけの開催など時期が合いませんでした。宿泊者限定でキッズプログラムを提供しているホテルは他にもありますが、コロナ以降休止しているところもあります。また、デュシット・ビーチリゾート・グアムが一番ホテルとして魅力を感じられたため、今回はこちらのプログラムを利用しました。
まずは午前半日コースに参加して、子どもが午後も参加したければ午後も…と考えていたのですが、午前セッションが終わる頃お迎えに行くと、子どもは先生ととても仲良くなっていて楽しかったようで、「午後もやりたい!」というのでそのまま夕方までお世話になりました。午後は他の参加者がおらず、図らずも先生とマンツーマンになったので、ラッキーでした。
粘土で工作をしたり、プールで遊んだり、ホテルの施設を利用して1日中英語に触れながら思いっきり遊べたようで、料金を考えてもとてもバリューがあると感じました(特にランチやスナックも込みなので)。
その間、親もお部屋で海を眺めながらくつろいだりモールで買い物をしたりと、羽を伸ばすことが出来ました。
(居場所と連絡先を伝えておけば保護者はホテル外への外出可能)
食事:ホテル周辺の選択肢が豊富なのでお部屋で食べられる
最近の円安の影響もあり、ホテル内での食事は特に負担を感じることも多いと思います。
我が家も円安の影響や食事内容に対する割高感を感じ、食事なしのプランを選んだので、滞在中ホテルのレストランでは食事をしていません(なのでホテルのレストランや朝食ビュッフェのレポートは出来ません、悪しからず…)。
では食事はどうしていたかというと、以下の通りです。
到着初日 夜:Outbackでステーキ(日本からfacebookのメッセンジャーで予約)
2日目 朝:日本から持参したパン、ジュース
2日目 昼:ホテルの近くで購入したピザを部屋で食べる(2人で$20)
2日目 夜:ミクロネシアモールのフードコートで購入した中華料理(3人で30$)
3日目 朝:ミクロネシアモールのスーパーで購入したパン、ジュース、フルーツ(3人で10$)
3日目 昼:マクドナルドのドライブスルー(3人で15$)
(これ以降はリゾナーレグアムへホテル移動)
日本からパンやシリアル等を一定程度持参するだけでかなりの節約になります。
グアムも田舎とは言え米国の一部。インフレはかなり進行していて、500mのペットボトルジュールが500円くらいします!!
デュシット・ビーチリゾートは周辺を商業施設に囲まれ、チェーン店やファーストフードの選択肢も多いため、ホテル内で食事をするよりもコストを抑えることが可能です。
我が家も2日目の夜は日中ミクロネシアモールのフードコートでテイクアウトした中華料理をお部屋で食べましたが、味も量も十分満足のいくものでした。
特に朝食はそれほど量を食べないので、ホテルのビュッフェだと元が取れず勿体無く感じてしまいます。
立地が最高なだけに、周辺に食事の選択肢も多く、ホテル内で食べるよりもコストを抑えられることもこのホテルの魅力です。
周辺散策:ホテルを拠点に何でも出来る
こちらのホテルからは、徒歩1-2分でグアムの代表的なスポットに行けてしまいます。
タモンビーチ:
透明度が高く遠浅で、様々なアクティビティが楽しめるグアムを代表するビーチ。水中にお魚は余り多くないですが、広いビーチで人目も多く、視界がひらけているので子連れでも安全に海水浴が出来ます。
ザ・プラザ ショッピングセンター:
ホテルから直結しているショッピングモールで、ホテルロビー付近にはGUCCHIやCOACHなどのブランド店があり、レストランやカフェもたくさん入っています。こちらにある飲食店でテイクアウトすれば、お部屋のバルコニーから海を眺めながら手軽に食事を楽しむことが出来ます。
T ギャラリア:
道路を挟んでホテルのお向かいにある、免税大手のDFSが運営する免税店の集まるショッピングモールで、世界中のハイブランドが軒を連ねています。免税に加え、セールが開催されていることもあり、私たちが行った時もHernoのダウンコートが$600くらいで売られていました。円安とは言え円換算してもお安いですね!!
アンダーウォーターワールド:
ホテルと直結するザ・プラザ ショッピングセンターの一階にある、グアム唯一の水族館です。全長100mのトンネル式アクアリウムに、サメの餌付けショーやヘルメットダイビング(マスクではなく頭部全体を覆うヘルメットを着けて普段のままで水中に潜れる)、水中トンネル内でのディナーなどが売り。
このホテルに滞在すればどこに行くにも楽ちん。大人も子どもも大満足の時間が過ごせます!
まとめ:子連れにとってベストチョイス!!
デュシット・ビーチリゾート・グアムは子連れ家族にとって間違いなくベストチョイスです。
圧倒されるようなオーシャンビュー、素晴らしいロケーション、小規模で馴染みやすいキッズクラブ、程よいラグジュアリー感とその割に高すぎない価格設定など、小さい子連れ家族のニーズをバランス良く満たしてくれるホテルです。
子連れでグアムに旅行を考えている方々に、心からデュシット・ビーチリゾートをお勧めします!!