子どもが3歳9ヶ月の時に、千葉県のマザー牧場へ行きました。都心からの旅行でしたが、開園直後から1日中遊びたかったので、前日に移動し、マザー牧場の周辺にある「かずさリゾート鹿野山ビューホテル」へ宿泊しました。この記事では、マザー牧場に子連れで行く際のホテルの選び方と、「かずさリゾート鹿野山ビューホテル」の宿泊体験を紹介します。
都内からマザー牧場へ行く場合でも1泊するのがオススメ!
都内からマザー牧場へは車で約1時間半の距離です。
早朝に出発すれば、日帰りでも行ける距離にあります。
しかし、マザー牧場は広大な敷地にたくさんの動物やアトラクションがあり、1日でめいっぱい満喫しようと思うと、朝9時の開園直後に入園する必要があるため、かなり早朝に自宅を出発しなければなりません。子供を早朝に起こして車に乗せるとなると慌ただしく、親も子供も寝不足となってしまい、日中疲れて肝心のマザー牧場が十分に楽しめない可能性も懸念されます。
また、東京から車でアクセスするときは、東京湾アクアラインを利用することが一般的ですが、途中に「海ほたる」など、立ち寄れるスポットがありますので、行きや帰りの時間に余裕を持たせた方が楽しめます。
そのため、我が家では、前日の午後からレンタカーでマザー牧場へ移動しました。
行きは海ほたるで景色を眺め、アイスクリームや海産物を食して楽しみました。ゲームセンターにはクレーンゲームやガチャガチャがたくさんあり、翌日のマザー牧場とは違うコンテンツとして、子どもは大喜びでした。
翌日のマザー牧場当日は、朝ご飯を食べてから8時過ぎに出発しても開園に余裕を持って間に合い、子供も1日中元気で、朝一からめいっぱい満喫することができました。
結果的に、前日に移動して、とても良かったと思います。
マザー牧場に泊りがけて行く時の宿泊オプション
マザー牧場に泊りがけで行く場合、宿泊施設のオプションとしては大きく以下の3つがあります。
- マザー牧場の中にある宿泊施設
- マザー牧場と提携している周辺の宿泊施設
- その他の周辺宿泊施設
以下では、それぞれの具体的なオプションについて紹介します。
マザー牧場の中にある宿泊施設
マザー牧場に最も近い宿泊施設、それはまざにマザー牧場の「中」にあります。
マザー牧場グランピング
その一つは、週末は数ヶ月先まで予約の取れない(2021年秋時点)「マザー牧場グランピング」です。
その名の通り、マザー牧場の広大な敷地の一角にあるグランピング施設で、様々な形状のテントがあります。
特にこの「アスレチックテラス」は、子供が見たら発狂しそう。予約を取るのも大変そうです。
オートキャンプ場
また、マザー牧場の敷地内(厳密にはゲートのすぐ外)にはもう一つ、「オートキャンプ場」があります(7月、8月のみ営業)。
こちらはその名の通り、自分で持参したテント等を設置して宿泊できるスペースになっています。1区画6,000円で借りられます。
簡易シャワーや炊事場、トレイ等もあり、まさに子供の頃の林間合宿やキャンプを彷彿とさせる施設です。
マザー牧場と提携している周辺の宿泊施設
オークラ アカデミアパーク ホテル
マザー牧場には、提携しているパートナーホテルがあります。
それが、「オークラ アカデミアパーク ホテル」です。
マザー牧場から車で約25分のところにあり、ホテルオークラ系列なのでこのエリアの中では高級感のあるリゾートホテルとなっています。
さすがオークラグループのホテルだけあって、客室やレストランの重厚感、高級感は違います。
また、プールなどの施設も充実しています。
その他の周辺宿泊施設
上記の他にも、マザー牧場から車で30分以内の距離には、様々なホテルがあります。
中でも、子連れファミリーの間で候補に挙がりやすいのは、以下2軒のホテルではないでしょうか。
かずさリゾート鹿野山ビューホテル
まずは、マザー牧場から一番近いホテルとして、マザー牧場の公式ウェブサイトでも紹介されている「かずさリゾート鹿野山ビューホテル」です。
外観は古いですが、マザー牧場から車で5分の高台にあり、眺めも最高なホテルです。
犬と一緒に泊まれる部屋もあります。
我が家はこちらに滞在し、この記事の後半で滞在体験をご紹介しています。
龍宮城スパ/ホテル三日月
次に、マザー牧場から少し距離はありますが、子連れファミリーに人気のホテルとしては、「龍宮城スパ・ホテル三日月」が挙げられます。
こちらのホテルは、ホテル自体のエンターテイメント性が高いため、マザー牧場と並んで旅の目的になるかもしれません。
東京湾を一望する様々な温泉施設があり、「子どもも大人も楽しめる温泉テーマパーク」となっています。
マザー牧場に子連れで行く時のホテルの選び方
私たちがマザー牧場へ行ったときには、シンプルですが以下の3つの点を重視してホテルを選びました。
マザー牧場へのアクセス
マザー牧場を旅の主目的とする場合、こちらの基準が最重要と言っても過言ではありません。
冒頭でも申し上げた通り、マザー牧場に都心から1泊で行く最大のメリットは、当日早朝に起きなくても良いことです。そのためマザー牧場とホテルは近いければ近いことに越したことはありません。できれば、車で15分以内にアクセスできるところが良いと考えました。
大人目線での魅力
とは言え、食事がまずかったりサービスが悪かったりして、大人がホテルでの滞在をある程度楽しめないと、マザー牧場を満喫する英気が養われない、旅の思い出にケチがついてしまう、などの心配があります。
そのため、最低でも、できるだけ口コミ評価などを参考にして、悪い評価の少ないホテルを選びたいところです。
コスパ
当たり前ですが値段も考慮する必要があります。
特にホテルでの滞在をメインとした旅行でない場合、ホテルでの滞在時間が短いものとなりますので、あまりお金をかけたくないと思う人も多いのではないでしょうか。
特に子連れの場合、あまりハイスペックなホテルでも、子供といるとフルにその恩恵を受けられないこともあり、高いお金を払っても無駄になったと感じられることが多いものです。
子連れかつホテル滞在がメインの目的ではない、ということを念頭に置いて、クオリティと値段のバランスが取れたホテルを選びたいところです。
周辺ホテルの評価結果
以上のような観点から、マザー牧場に子連れで行く際候補に上がりやすいホテルについて評価してみました。
(大人目線の魅力やコスパは、あくまでも個人の主観に基づくものですのでご了承ください…)
その結果、今回は特に「マザー牧場へのアクセス」と「口コミ評価」を重視し、「かずさリゾート鹿野山ビューホテル」を選びました。
(「マザー牧場グランピング」は大変魅力的でしたが、予約が取れませんでした…)
「かずさリゾート鹿野山ビューホテル」の体験レポート
ここからは、私たちが実際に宿泊した「かずさリゾート鹿野山ビューホテル」について、体験談をご紹介します。
ロビー
施設自体は古いのですが、内装は全体的に綺麗にメンテナンスされています。
入ってすぐのロビーも明るくて広々としています。
客室
今回は東館15~21畳(選べない)の和室を予約しました。
実際のお部屋の広さは厳密にはわかりませんが、15畳以上はあるように見える広々としたお部屋でした。
作りも頑丈で、周辺の物音が気にならず、静かに過ごせた点は音に敏感な私にはとても良かったです。
食事
こちらのホテルおコスパの良さ・満足度の高さが最も発揮されるのは、食事のクオリティだと思います。
今回、大人2人・子ども1人で土日に宿泊して合計3万円でしたが、この値段の食事としては大満足でした。
夜ご飯はコース料理です。
有名高級フレンチと同等、とまではいきませんが、どれもとても美味しく、「イマイチ」と思うものはありませんでした。
お子様プレートは、定番のもの。
朝ごはんも地元の食材が生かされていて、しっかり美味しかったです。
お風呂
お風呂は大浴場と家族風呂がありますが、温泉ではなく、特に特徴的なところはありません(このホテルの最も地味なところかもしれません)。
サービス
サービスについては、特に感激したようなエピソードはありませんが、総じて感じが良く、不満や落胆はありませんでした。
こちらのホテルはクチコミ評価が高かったので、それほど心配していませんでしたが、予想通り、というところでしょうか。
マザー牧場へのアクセス
こちらは期待通り、車で5分程度で到着しました。
8時20分頃にチェックアウトして、8時半くらいにはマザー牧場に到着しチケットを購入し、開園と同時に入園することが出来ました。
まとめ:「かずさリゾート鹿野山ビューホテル」は子連れマザー牧場に最適
マザー牧場は広大で、見るものや体験することがたくさんあり、開園から閉園まで目一杯遊び尽くしても飽きることがありません。
そのため、都心から行く場合でも、前日に1泊して開園と同時に入園する価値があります。
子連れで一泊するときは、広々とした和室のお部屋とコース料理が楽しめ、子供向けの食事やアメニティ対応もある上、お値段もバカ高くない、「かずさリゾート鹿野山ビューホテル」をオススメします!